こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(@Reiko_Wife)です。
「成長ってなに?」とふと考えました。会社員時代は時々上司から「成長したね。」と言われたことがありましたが、この言葉に強い違和感を感じていました。単純に仕事のスキルを身に付けて、会社組織という環境に適応しただけだったからです。
ではどんなときに自分の成長を感じたのか、それ美しいものに触れて、自分自身が心から納得できる働き方や生き方を選択できた時でした。言い換えると、成長を感じたのは自分の中の美意識に従って生きることができた時です。
言うのは簡単ですが、実際に行動しようとすると難しいです。なぜなら自分の美意識に従って生きるためには、本音を話す必要があります。幼少時から人の気持ちを察するのが呼吸のように自然にできてしまった私にとって、勇気がいることだからです。
(↓先日は夫に本音を話すことが出来ましたよ!)

でも成功体験を積み挙げると、「私は自分の美意識に従って生きていい」と自分に自信を持てました。本当の「成長」は自分の美意識に従って生きた時だと、考えたことをまとめてみました。
成長とは、自分の美意識に従って生きること
私が考える成長とは、「自分の美意識に従って生きること」だと思っています。会社組織に適応することでも、仕事のスキルを身に付けることでもないと私は考えています。
なぜなら会社組織に適応できるかどうかは、本人ではなく関わる人によって変わるからです。例えば自分と相性の良い人とお仕事をすることができれば、簡単に会社組織に「適応」できます。しかし逆に自分と相性の悪い人とお仕事をするようになった場合、「適応」するのにかなりの時間とエネルギーを必要とします。
自分と相性が悪い人とお仕事をするようになった場合、自分の美意識に反した言動をしなければならない場合が多いです。仮にそれをして組織に「適応」できたとして、本当に自分が幸せなれるでしょうか。

他人の価値観に従って生きて、他人に認められたとしても、自分の美意識を裏切ってしまっては幸せになれることはできないと思います。私自身も飲み会が好きでマッチョな体育会系の会社に適応しようと思いましたが、毎晩飲み会に参加しても辛かっただけでした。

仕事のスキルを身に付けるのも同じことで、私の場合は会社組織に適応するための武器を手に入れたような感じでした。他人から認められるために手に入れたスキルは、努力した結果ではありますが、私を幸せにするものではありませんでした。
大企業が倒産するのが不思議ではない現代で、不安の気持ちから手に職がつく資格を手に入れたいと思う人は多いと思います。しかし今まで手に入れた地位、学歴、資格が一切使いものにならなくなる時代も遠くないのではないかなと感じています。
自分の美意識に従って生きるとは?
「じゃあ自分の美意識に従って生きるって何?」って話になるのですが、これは冒頭でも話した通り、自分の本音に従って生き方を選択することだと思います。
具体的には、言葉、振る舞い、関わる人、働き方といった、自分の生き方を自分の意思で決めていくことです。「こんなことをしたら、会社で生きていけなくなるじゃないか!?」なんて声が聞こえてくるかもしれませんが、私はあえて「そう思うのであれば、今すぐ行動するのをおすすめします。」と言いたいと思います。
いきなり自分の美意識に100%従って生きることは、ほとんどの人が無理だと思います。しかし自分の美意識に従って生きようと決めて、少しずつ行動することが大切なのではないでしょうか。
できるだけ理想の自分が使っているであろう言動をすること。できるだけ関わる人を厳選していくこと。現在の立場に不安があるのであれば、それを捨てるための準備を始めることです。
老舗和菓子屋のアルバイトが長続きした理由
私は大学時代、ファストフード店、子ども向け遊園地、税務署、某パン工場、家庭教師などなど様々なアルバイトを経験しました。家庭教師を除いて1年以上続いたのアルバイトは、老舗和菓子屋だけでした。
老舗和菓子屋のアルバイトが長続きしたのは、お給料以上の目に見えない価値を感じていたからだと思います。一方でもっと時給が高かった某パン工場の製造アルバイトは、勉強になりましたが、30分で辞めたくなりました汗。https://t.co/SlHlThknQe
— 蒼井礼子@幸せな自由妻 (@Reiko_Wife) 2018年6月28日
なぜ老舗和菓子屋のアルバイトだけ長続きしたのでしょうか。それは私の美意識である、「本当にいいと思える商品を提供したい」という気持ちに従って働くことができたからだと思っています。Twitterに書いた「見えない価値」とは、自分自身の美意識だと考えています。
時給だけを考えれば、他にもいいアルバイトは沢山ありました。しかし添加物だらけの食品を売ったり作ったりする仕事や、好きでもない確定申告書類のコピーをし続けるだけの仕事に、私は価値を感じなかったのです。
私は老舗和菓子屋以外の仕事を否定しているわけではありません。私の美意識に従ってアルバイトができたのは老舗和菓子屋のアルバイトだったという話であり、良し悪しのラベルを付けることはできません。
自分の気持ちに蓋をしない
私にとって成長とは「自分の美意識に従って生きること」です。言い換えると、自分の本音に従って生き方を選ぶことです。
そのために大切なのは、自分の気持ちに蓋をしないことだと思います。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと、自分の気持ちを一旦受け入れること。その上で、自分の美意識は何なのか。どういった生き方をすれば、自分の心が喜ぶのか自分に問い合わせてみることが重要だと思います。
私はいまでも老舗和菓子屋でアルバイトしていた時のように、「本当にいいと思える商品を提供したい」と考えています。具体的なものはまだ見えていませんが、自然体で生きていればそのうち見つかると思っています。
「成長ってなんだろう?今の自分は本当に成長しているの?」と悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。私自身がもっともっと成長したいと思っているので、一緒に頑張りましょう!