こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。
私は仕事をするのが好きな性格です。そして、どちらかというと休むのが苦手な性格です。社会人になってからは早朝から終電まで働くことに疑問を持つ一方で、早く一人前に仕事ができるようになりたいという不安感があったせいか、前のめりで仕事に励んでいました。
フリーランスとなった現在は朝5時半に起床して(息子に顔を叩かれて起きます…汗)、朝食作り、夫のお弁当作り、息子の保育園の準備をして、夫に息子を保育園に送ってもらった後に片付け・掃除をしてから仕事に取り掛かります。書いてから再認識しましたが、働くママは忙しいですね汗。
しかし働くママだからこそ、しっかり休むことは大切です。私はつい昨日、花粉症と風邪のダブルパンチで久しぶりに体調を崩しました。振り返ってみれば、きちんと休む時間を確保していなたったのが原因だと思います。
しっかり働きたい人だからこそ、しっかり休むことの大切さを痛感しました。この気持ちを忘れないうちに、今回学んだ教訓をまとめておきたいと思います。
しっかり休まないと、しっかり働けない。
日本人は一般的に休むのが下手だと言われています。これは西洋と東洋の仕事感の違いによると考えられます。西洋の仕事観は「労働は神から与えられた罰である」という考え方ですが、東洋の仕事観は「労働すること自体に生きがいを感じる」という考え方です。
東洋の仕事観は、戦後の日本を豊かにするのには非常に役立ちました。焼け野原になった日本を一から作り直すための仕事に価値を見出し、社会に貢献できることに生きがいを感じた人は多かったことでしょう。
しかし高度経済成長期を終え成熟期に入った日本において、長時間労働に対する価値はなくなってきています。さらに長時間労働は生産性を下げるだけではなく、労働者のミスや事故、病気のリスクが高まり、そのコストは最終的に雇用主が負うという悪循環を引き寄せることが明らかになっています。
しっかり休まないとしっかり働けないことは、様々な学術研究から明らかになっています。今の日本人に必要なことは東洋の仕事観だけに浸るのではなく、西洋の仕事観を知り自分にとって心地よいバランス感覚を身に付けることだと思います。
ひとりで全てを抱えない。自分以外の人ができることは他力に頼る。
そんなことを言っている私ですが、つい昨日は花粉症+風邪のため体調を崩して寝込んでいました。ここ数日は気温変動が激しかったことに加えて、仕事に熱を入れ過ぎてしまっていたからです。
私も日本人のせいか、仕事に対してはどちらかというと東洋的な思想が強い傾向にあります。好きな仕事をすることに充実感を感じて、仕事と遊びの境目が無くなって何時間でも働いていたいような感覚です。
しかし働くママの中で、好きな仕事だけをして生活をしている人はごく少数だと思います。パートナーに専業主夫になってもらった人以外は、ある程度家事や育児をしているのではないでしょうか。私もその一人ですが、仕事に波に乗ってきたのが嬉しくなったせいか、家事・育児の量を減らさないまま仕事量を増やしてしまいました。
その結果が、昨日の体調不良です。この時になって初めて、私は自分がしっかり休むのを忘れていたことに気付きました。その日の夜は息子の寝かしつけを夫にお願いし、ひとり別室でゆっくり休むことにしました。
そして今日は、息子を一時保育に預けました。午前中だけでしたが、家の中でゆっくり過ごすことができたので体調はほぼ回復しました。しっかり働ける状態を維持するためには、家事・育児をひとりで抱え込まないで夫や一時保育といった他力に頼ることが大切だなと感じました。
私は体調不良から回復した後、自分を休める時間をあらかじめ予定に組み込むことにしました。強制的に自分を休める時間を確保することで、心身を休めることはもちろんですが、メリハリをつけて仕事ができる環境を作ろうと思ったからです。また家事・育児も自分以外の人ができることは、どんどん他力に頼ることに決めました。
働くことと同じくらい、休むことは大切。
しっかり働きたいと思っている人は、しっかり休む時間を確保することが大切です。私は体調を崩してしまったことで、自分のエネルギー量には限度があることを思い出しました。
もっと働きたいと思っているならば、その分エネルギーを貯められるように休む予定を入れる。そして自分のエネルギーの無駄遣いをしていないか定期的に確認することが大切だと思います。
特に働くママは家事・育児に忙しい人が多いと思います。忙しいからこそ、他力に頼れる部分をひとつずつ手放して、好きなことをする時間を増やして欲しいと思います。好きなことを発信するようになれば、同じ価値観を持つ仲間と出会うことができ、人生の質は格段に上がっていくことを知って欲しいです。
働くことと同じくらい、休むことは大切です。仕事が好きな私だからこそ、私以外の人ができることはどんどん手放して、好きなことに没頭できる環境を作っていきたいと思います。