こんにちは。愛とお金のご縁を結ぶお手伝いをする、
縁結びナビゲーターの蒼井礼子です。
私は現在、研究職の主人と2歳の息子と一緒に
自然豊かで穏やかな栃木県で
暮らしています。
朝6時に起きて朝食を作って、
家族3人でゆっくり食べてから
主人が息子を保育園まで送迎。
主人が帰宅したらふたりでお茶を飲んで、
少しだけ夫婦で会話をしてから
出社する主人をお見送り。
食器の片付けや家の中の掃除をしてから
家の中でパソコンに向かって仕事。
17時ごろまで仕事をしたら、
保育園まで息子を迎えに行って
18時過ぎには再び家族3人で
夕食を食べる生活をしています。
現在30歳ですが、
これまでの人生の中で今が一番
幸せな生き方ができているなと
思っています。
*
私は東京都で生まれましたが、
5歳から高校卒業までは新潟県に住んでいました。
父はサラリーマン、母は専業主婦という
いわゆる当時の一般家庭で育っています。
母は元小学校の教師だったこともあり
3人の娘の教育にはかなり熱心でして、
「女の子でも、
大人になったら自立して働くのよ」
と言われて育ちました。
両親の夫婦仲はとても良いのですが、
子どもから見ても家事が好きそうではないのに
専業主婦をしている母から言われる言葉に
ちょっと重みを感じていました。
専業主婦の道を選んだことで
救われたこともありましたが、
私の心の中でなんとなく
「主婦はつまらないもの」
と認識するようになっていました。
私はどちらかというと家庭的な性格で
家事をすることは嫌いではありませんでしたが、
主婦になっても損だと思うようになりました。
それよりも学校の勉強をして
テストでいい点を取るほうが目に見える成果があったので、
大学に入ってキャリアウーマンになろうと
考えるようになりました。
幸いなことに学校の勉強は嫌いでなかったので、
なんとなく勉強しているうちに理系の道に興味が湧き
大学院まで進学させてもらいました。
そして社会人になってからは、
初年度で約500万円もお給料をいただける
製薬関連企業で働き始めました。
医療の最先端に関わる仕事で、
東京の一等地にあるきらびやかなオフィスで
8cmヒールを履いて通勤。
小さい頃から憧れていた、
バリバリ働く女性に自分もなっていたのです。
週の半分は医療機関に出張に行き、
医師や看護師などのスタッフの方々と面会して
プロジェクトについて説明。
出張から帰宅した後は会社に戻り、
報告書の作成や社内でのコミュニケーション。
仕事そのものはやりがいがありましたし、
医療機関の方の悩みを聞いて解決策を提案して
社内外から評価されるようになりました。
そのせいか入社2年目でリーダー経験をしたり、
新入社員の育成に携わる経験もさせて頂きました。
ただ、私の心の中でどんどん強くなっていきました。
・仕事はやりがいがあって充実している。
・社内外で多くの方から認めていただいている。
・お給料も十分過ぎるほど貰っている。
それなのに、今の人生が幸せだと思えなかったのです。
「じゃあ私が人生で本当にやりたいことは何?」と
自分と向き合ってみたところ、
私が小さい頃から仲の良い、
温かいパートナーシップを築いている
両親の姿が浮かび上がりました。
*
両親の生き方や考え方というものは、
子どもに大きな影響を及ぼします。
親の姿を見て自分の本音に蓋をしていたものが、
実は自分が本当に求めているものかもしれません。
皆さまが心地よい素敵なご縁を結んでいき、
輝かしい人生を歩めますように。