こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。
子供がいる人であれば、自分の子供には最高の教育を受けさせたいと思う人は多いのではないでしょうか。私は夫との間に1歳7ヶ月になる息子がいますが、息子の教育について夫婦で話し合うことは多いです。
昨日こんなツイートをしてから、子供の教育について色々考えていました。
私が息子の教育で意識しているのは、「自分の居場所は、自分の意思で好きに選ぶことができる」と自ら示していくこと。親が毎日幸せで楽しそうに過ごしていれば、子供は無意識にそれを真似してくれるから。
— 蒼井礼子@幸せな自由妻 (@Reiko_Wife) 2018年3月13日
「家族のため、子供のため…。」と自己犠牲をする生き方を選んだ先にあるものは、子供も同じような人生を歩む可能性が高いということ。自分の感情は身近な人に感染するのは、科学的にも証明されています。多感な子供であれば、親の影響がどれだけ大きいか想像に難くないです。
— 蒼井礼子@幸せな自由妻 (@Reiko_Wife) 2018年3月13日
「子どもを幸せにしたい。」と願っているなら、まずは自分を幸せにするのが先。その次に自分が楽しく生きられるような場所、人間関係を自分の意思で選ぶよう教えればいいだけ。良い学校に入れることでも、良い会社に就職させることでもない。
— 蒼井礼子@幸せな自由妻 (@Reiko_Wife) 2018年3月13日
私は仕事をしたいので息子を保育園に預けていますが、大きくなったら小学校に行くことすら息子の判断に任せたいと思っています。変化の大きい時代は生きていくために、自分が身を置く環境は自分の意思で決めていくことが必須になるからです。
ここでは私が考えている「最高の教育」とは何か。考えていることをまとめてみました。
子供のための最高の教育は、親が楽しそうに生きる姿を見せること。
私が考えている子供のための最高の教育は、「親が楽しそうに生きる姿を見せること」です。よい学校に行かせることでも、よい会社に入れることでもありません。教育資金を貯めるために、自分がやりたくない仕事を続けることでもありません。
なぜなら、自分の感情は身近な人に感染するからです。これはスピリチュアルな話ではなく、科学的に証明されていることです。脳には『ミラーニューロン』というものがあり、身近な人の感情や行動をまるで自分がしているかのように反応します。詳しくは以下の記事に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。

子供に幸せに生きて欲しいなら、親が幸せに生きる姿を見せるのが最も効果的かつ効率的です。親が毎日楽しそうに生きている姿を見せれば、子供はそれを真似してくれるからです。逆に私たちの親世代の人たちの多くが選択してきた「家族のため、子供のために我慢して働く」という生き方は、家族や子供を不幸にさせる可能性が高いと考えられます。
両親から離れることで、「幸せと自由」を築くことができた。
私の父は製薬企業のサラリーマン、母は専業主婦として3人の娘を育ててくれました。今でも父は現役でバリバリ働いていますし、母は主婦をしながら趣味も楽しむ生活を送っています。
私と両親の仲は今も昔も良好ですが、独身時代に同居していた時はどこかで「親元を離れたい」という思いがありました。私の両親はどちらかというと、自分を犠牲にして行動する考えを持っていたからです。
家に帰れば母や妹がいたので寂しいと思うことはなく、食事やお風呂も用意されていたので環境としては最高でした。しかし家の中では親が決めたルールに従う必要があったり、「社会人になったのだから、貯金しなさい。」といった親の価値観を押さえつけられることにも違和感を感じていました。最低限の貯金は確かに必要ですが、いつするかわからない結婚や、いつ産むかわからない子供のために、今を犠牲にするのはおかしいと思っていたからです。両親は自分を犠牲にして会社で働いたり専業主婦をしてきたので、無意識に同じことを子供にもして欲しいと思ったのかもしれません。
そんなモヤモヤを持ちながら親と同居し続けましたが、現在の夫と出会い交際1ヶ月でスピード結婚が決まった時は両親の元を離れることを即決しました。少し寂しさもありましたが、それ以上に解放感が大きかったのを覚えています。夫と一緒に新しい家庭を築くことで、自分にとって居心地の良い環境を作ることができたからです。
私は両親との関係は良好ですが、振り返れば両親の「自己犠牲」の考え方は私自身にも移っていたと思っています。自己犠牲が当たり前だと思っていたから、ブラック企業に就職しても働き続けることができてしまいましたし、出産後はほぼワンオペ育児をしながらフリーランスとして働くこともできてしまいました。
しかし自己犠牲の生き方をしても誰も幸せになれないと気づいてから、どんどん他力に頼るようになりました。息子は0歳から保育園に入れ、家事は最小限にして、自分が心からやりたいことをする時間を増やしていきました。その結果、毎日を楽しく生きることができる状態になってきています。
今の私には「家族と札幌に移住する」という夢があります。夢の内容はどんどん具体的になってきており、毎日考えるだけでも気持ちがワクワクしています。大人になっても毎日を楽しく生きることができると、息子が物心つくまえに証明したいと思いっています。

「箱」に入ることではなく、生き方を目的にすることを教える。
子供のための最高の教育は、親が毎日を楽しそうに生きる姿を見せることです。親が幸せになることで、その感情は子供にも移すことができます。子供を幸せにしたいと思うのであれば、まず親が幸せになるのが必須です。
私は毎日を楽しそうに生きていない両親の元を離れることで、幸せで自由を感じる家庭を築くことができました。両親との仲は今も昔も良好ですが、自己犠牲をする生き方をする両親の姿は子供にとって悪影響しかないと思っています。
私は無意識に両親の自己犠牲の精神が移っていましたが、結婚によって親元を離れることで少しずつ自分を解放することができました。そして自分を満たしていくことで、自分がやりたいこと、自分の夢が明確になってきています。
1歳7ヶ月の息子のためにも、私は夫と一緒に幸せで自由なライフスタイルを実現していきます。そして息子には有名学校や大企業などの「箱」に入ることではなく、息子が幸せになれる「生き方」を目的にすることを教えていきたいと思います。