こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(@Reiko_Wife)です。
いい夫婦関係を築く上で大切なことは、お互いが本音を話せる関係を作ることだと思っています。しかし小さい頃から親の顔色を伺って生きてきた私にとって、無意識に夫のことを忖度してしまうクセがありました。
結婚当初に夫から「そんなに度々、俺の顔色伺わないでよ笑」と言われたことがあります。私にとって相手の顔色を察することは、呼吸のように自然にしていることに気付いた瞬間でした。
そんな私ですが、昨日夫にある本音を話しました。話すまではドキドキしていたのですが、いざ夫に伝えたらあっさり現実が変わりました。ここではパートナーに本音を話すことの大切さについてまとめてみました。
いい夫婦関係とは、お互いが本音を話せる関係
私はいい夫婦関係とは、お互いが本音を話せる関係だと思っています。結婚当初は仲良し夫婦だったのが、時間と共に夫婦関係が悪化していくのは珍しいことではありません。
夫婦関係が悪化する原因は色々ありますが、ひとつは恋愛ホルモンの放出は長くても3年で終わるからです。新婚時代は恋愛ホルモンのおかげで、相手の短所を気にすることがありません。しかし3年過ぎると恋愛ホルモンが枯渇してしまい、相手の短所に我慢できなくなるのです。

でも結婚して3年以上の月日が過ぎても、仲の良い夫婦も沢山います。その共通点は、お互いが本音を話せる関係にあることです。お互いが本音を話すことができる関係であれば、相手の短所を目にしても、すぐに指摘することができます。
もちろん大事なことであれば、伝える場所やタイミングは選ばなければいけません。でも「相手は自分の言葉を受け入れてくれる」という信頼関係があれば、恋愛ホルモンが枯渇してもストレスフリーなパートナーシップを築くことができます。
相手に対するネガティブな感情に蓋をしてはいけない
昨日、私はこんなことをツイッターで投稿しました。
相手に対するネガティブな感情は絶対に蓋をしてはいけない、違和感は不快感になり、不快感は拒否感に繋がる。特に夫婦関係は、わずかな違和感でも勇気を出して相手に伝えること。大切な人だからこそ、先延ばしにしないで、自分の気持ちを正直に伝える。それが本当のパートナーシップを築いていくこと。
— 蒼井礼子@幸せな自由妻 (@Reiko_Wife) 2018年7月8日
ほんの僅かな違和感であっても、ネガティブな感情がでた瞬間に相手に伝えることが大切だと思います。我慢し続けても、自分の中でストレスが溜まってもよいことはありません。
その場では表面的にとりつくろうことができても、ネガティブな感情は確実に自分の内側に蓄積していきます。相手を好きでい続けたいのであれば、自分の本音をしっかり話すこと。言い換えると、相手から精神的に自立していることが大切なのだと思います。
断捨離好きな妻、モノを残すのが好きな夫
私は基本的に管理できる以上の物を持たない、断捨離好きな性格です。一方で夫は10年以上前に購入したスーツケースや、大学生の時に富士山登山をした記念に買った人形などの「思い出の品」を残すのが好きな性格です。
夫婦で価値観が真逆なのは珍しいことではないので、私の性格や夫の性格に正しい・間違いはありません。価値観の違いそのものは問題ありませんが、どちらか一方がストレスを抱える状態には問題があります。

私が仕事をしている部屋には、私の仕事用の机だけではなく、夫のパソコン机も置いてあります。夫は海外出張から帰国してから片づけをしてなかったので、床に物が散乱していました。
毎朝家中の掃除機+水拭きをするくらい綺麗好きの私にとって、仕事部屋が整っていないのはストレスでした。しかし夫に話しても、逆ギレされるかもしれないと思って言えませんでした。

でもある時私は、「夫に本音を言わない妻は、夫のことを信じていない。」ということに気付きました。夫が私の言葉を受け入れられる器があるなら、私の言葉を受け入れてくれるはずです。もし本音を言って夫が怒っても、その時の状態が悪いだけだとうと考えました。
そこで昨日、勇気を出して「私をご機嫌にしたいなら、仕事部屋を片付けてください。」と話しました。そうしたら夫は「ああ、そんなのでいいの?分かったよ。」と言って、あっさり片付けてくれました(笑)
今まで色々心配してたことは一体何だったのと思うくらい、あっけなく希望が現実になりました。今朝は綺麗になった仕事部屋をルンルン気分で掃除して、こうしてブログを書くことができています。
相手を信じて、本音を話す
私は良好なパートナーシップというものは、いつまでもラブラブな関係ではなく、お互いが高め合える関係にあると思っています。ひとりの人間としてお互いを尊重して、相手の違いを受け入れて、相手を大切にできる関係です。
相手との関係を大切にするからこそ、時には本音を話すことが大切だと思います。例えその時に相手から怒られたり、感情を乱されたとしても、指摘できるのはパートナーだけです。
特に女性は、男性パートナーに本音を上手に話せる関係を築くことが重要だと思っています。ビジネスを成功させている男性の裏側には、必ずと言っていいほどパートナーの女性の存在があるからです。
相手を信じるからこそ、突き放して本音を話していく。ひとりの人間として、精神的に自立することが、本当の意味でのパートナーシップを築くのだと感じた出来事でした。