夫婦関係

インフルエンザAで妻がダウン。夫婦共倒れを防いだ、主人の働き。

こんにちは、縁結びナビゲーターの蒼井礼子です。

先週はなんと25年ぶりに、インフルエンザAに感染してしまいました…。その日は午前中にオンラインセッションをして、午後にパソコンに向かってお仕事をしていたところ、夕方から微熱が出ておりました。

風邪かなと思っていたら、あっという間に体温が39度まで急上昇してしまい、「こ、これはまさかインフルなのでは…。」と感じてすぐに主人にLINE。

高熱でフラフラしてしまい車の運転ができなくなったので、保育園のお迎えを主人にお願いして、寝室で休むことにしました。夕食は主人に買ってきてもらい、食事を摂ったらすぐに寝室に戻り、息子とは接触禁止となりました。

大好きなママと急にスキンシップが取れなくなったので、当然息子は大泣きです。「ママがいい!ママがいい!」という息子の叫びが、扉を数枚超えた寝室にも聞こえてきます。主人がママは病気だからと言うと、「びょうきやだー!」と叫んでいました。

しかしここで情に負けて、息子と接触するわけにはいきません。2歳の息子はそれだけでもインフルエンザのハイリスク群(インフルエンザに感染したら重症化しやすい人のグループ)なのですが、気管支喘息の治療もしているので、親の一時的な感情で感染させるわけにはいかなかったのです。

 

次のような方は、インフルエンザにかかると重症化しやすいといわれるハイリスクグループにあてはまります。

  • 高齢(65歳以上)
  • 小児(5歳未満)
  • 妊娠中
  • 肥満
  • 基礎疾患がある
    • 慢性呼吸器疾患(喘息、慢性閉塞性肺疾患など)
    • 慢性心疾患(先天性心疾患、冠動脈疾患など)
    • 代謝性疾患(糖尿病など)
    • 腎機能障害
    • 免疫機能不全(ステロイド内服、T細胞性免疫不全など)

http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/influenza.htmlより抜粋

 

翌日は主人が運転する車に乗って、内科を受診。予想通りインフルエンザAと診断されて、寝室で療養する生活が始まりました。

そこから数日間、主人は会社で仕事をしながら、家のことを全てこなしてくれました。

  • 息子の保育園の送迎。
  • 息子の遊び相手。
  • 息子の寝かしつけ。
  • 食事の用意、息子の食事のお世話。
  • 妻に食事や飲み物を渡す。
  • 食材、日用品の買い出し。
  • 洗濯、洗濯物の片付け。
  • 食器洗い。

などなど……

お仕事だけでも大変なのに、毎日定時で帰宅して息子のお世話までしてくれて、本当に有難かったです。

しかも嫌そうな顔ひとつせずに「のんちゃん(私の呼び名)が治るなら、みかんでも苺でも何でも買うよ。」と、欲しいものは遠慮なく言うように言ってくれました。夫の愛情をありがたく受け取って、みかんを沢山買ってもらいました♪

今では私はすっかり元気になり、幸いなことに主人にも息子にもインフルは感染しませんでした。夫婦共倒れ、いや家族共倒れを防いだ主人の働きに感謝して、家庭に愛情を注いでいきたいと思います。

「幸せ」は既に目の前に存在していて、失った時に初めて有り難さを感じるのかもしれません。だからこそ今この瞬間にあるものを大切にして、毎日を丁寧に生きていきたいですね。