こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。
突然ですが結婚や恋愛のパートナーがいる人で、自分以外の同性に対して嫉妬心を抱いている人はいないでしょうか?
少し前の私は、夫の知り合いのある女性に少し嫉妬していました。でも嫉妬することは無意味で、そのエネルギーを自分に向けたほうが良いということに気付きました。
私の経験から得た結論は、嫉妬を感じてもパートナーを束縛せず自分を高めるのが最適だということです。ここでは私が自分の嫉妬心とどう向き合ってきたか、またパートナーに対してどう接したのか紹介したいと思います。
嫉妬を感じても、相手を束縛しない方がいい。
パートナーがいる人で時々「他の異性と2人きりで食事してはいけない」「他の異性とライン交換している内容は全て見せること」など、相手を束縛している人がいます。
私の意見では、たとえ結婚相手だとしても相手を束縛しない方がいいと思っています。なぜなら相手を束縛することは、心理学的に逆効果になる可能性があるからです。
心理学に「カリギュラ効果」というものがあります。これを簡単に説明すると「禁止されるほどやってみたくなる現象」のことです。一例を挙げると、日本昔話の鶴の恩返しで「決して見てはなりませぬ」と娘から言われたのに、翁がその正体をついつい見てしまったのはカリギュラ効果によるものです。
このカリギュラ効果に基づいて考えると、パートナーに他の同性に対して「◯◯してはいけない」とルールを作ってしまうと、逆にパートナーがそれをする可能性を上げてしますのです。
これは引き寄せの法則の記事でも紹介しましたが、強く意識したものは現実に引き寄せやすくなります。
https://aoireiko.com/hikiyose/
パートナーが自分以外の同性と接触することを強く意識してしまうと、それが現実になってしまうのです。つまりパートナーを他の人に取られたくない感じている人が、パートナーを束縛するのは逆効果と言えます。
夫の女友だちに『嫉妬』を感じた私がしたこと。
私がの夫は囲碁が趣味の人で、業界に知り合いが沢山います。その中にはモデル並に綺麗な上に、囲碁が強い女性もいます。
夫が囲碁の集まりから帰ってくると、「今日も◯◯さんは綺麗だった〜。」と話すことがあります。この言葉に悪意はないのですが、私は夫が自分以外の女性に心を傾けていることに嫉妬心を感じていました。
このときに夫に「◯◯さんと会っちゃダメ!」なんてことは言えません。夫が囲碁を続けている限り、何かしらのイベントで会うことになるので実質不可能だからです。
カリギュラ効果のことも知っていた私は、夫を束縛することが逆効果になることも理解していました。そこで夫に対してこんな言葉をかけることにしました。
「囲碁関係で他の女性と交流するのは自由だけど、浮気するなら100%私にバレないようにお願いします(^^)」
結婚したとはいえ、私は夫の人生を束縛することは不可能です。また夫に浮気をされることが怖いのではなく、浮気をされていることを知るのが怖いということにも気付いたのです。
夫も私もそれぞれが人生を楽しむために、この言葉をかけるのが一番いいと思い相手に投げました。その言葉をどう受け取り、どのような人生を歩むかは夫の自由です。
ちなみに最近の夫は仕事、囲碁、育児と公私ともに充実し過ぎているので、他のアクティビティを増やす物理的余裕がなさそうです(笑)この記事を書いている今も、夫は息子と一緒に公園で遊びに行ってくれています。夫よ、本当にありがとう!
嫉妬心は自分を成長させるサイン。
私は嫉妬心を感じること自体は、決して悪いことではないと思っています。なぜなら嫉妬心は自分を成長させるためのサインだからです。基本的に嫉妬心を感じる対象は、自分が実現できそうな理想をすでに現実にしている人です。あまりにも世界がかけ離れた人に対しては、嫉妬することすらできません。
例えばお金持ちになることを夢見る20代OLが、医師と結婚した同級生に嫉妬しても、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグと結婚したプリシア・チャンに嫉妬するでしょうか?恐らく「世界が違い過ぎて嫉妬できない」と言うと思います。嫉妬心は、自分がそうなれる可能性のある人にしか抱けないのです。
そうすると、私が夫の女友だちに対して抱いた嫉妬心は「自分を成長させるサイン」だと考えることができます。嫉妬心から生まれたエネルギーは、パートナーでも女友だちでもなく、自分が成長できることに注げばいいのです。
たとえ結婚したとしても、夫は男性であり他人です。夫から求め続けられる妻でありたいのであれば、自分自身を磨き続けることしかできないと思います。
心の嫉妬心を受け入れ、自分を高める。
仕事・友人・恋愛といった人間関係があるところで、心の中に湧き出た感情を否定することはできません。自分の感情は何かしらのサインであり、心に蓋をしたとしてもいつか向き合うことになるからです。
むしろ大切なのは、心の中に湧き出た感情を受け入れること。その上で、自分がよい感情を持つためにはどのように行動したらいいか考えることではないでしょうか。
結婚生活とは、愛や幸福感といったよい感情だけではなく、戸惑いや嫉妬といった悪い感情が湧き出ることも多いです。私はひとつひとつの感情を受け入れて、自分を高める人生を楽しんでいきたいと思います。