こんにちは、蒼井礼子(あおい れいこ)です。
既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、昨晩から当ブログにプロフィール写真を掲載させて頂きました。SNSのプロフィール画像も、同じ写真に変更しています。
私は年末にこのブログを立ち上げましたが、自分の顔写真は公開していませんでした。その理由は自分の外見に自信がなかったこと、学生時代の友人や元勤務先の方々に何か言われるのが嫌だったからです。
しかし情報発信をしていくうちに、顔写真を公開していない自分に強い違和感を感じるようになりました。読者の方のためになる記事を書きたい、信頼関係を構築したいと思っているのに、自分自身の心がオープンになっていない気がしたのです。
この記事では私がプロフィール写真を公開するに至った、心の変化を紹介させていただきます。
自分が顔出しをするメリットはないと思っていた
私は今までプライベートでSNSを使ったことはありましたが、自分が写った画像を投稿することはほとんどありませんでした。その理由は、自分の外見に自信がなかったからです。
私は30年生きてきた内、約29年6ヶ月は日本人女性の平均以上の体重でした。そのため青春時代は自分の外見に全く自信がなく、「女としての価値を上げるよりも、勉強で成果を出して自分の価値を上げよう。」と思いながら勉強ばかりしていました。社会人になってからも外見に対する自己肯定感は低く、「私は結婚できない可能性もあるから、会社で出世して生きていこう。」と思った時期がありました(入社半年後でに思いっきり方向転換することになりますが…)。
運が良いことに産後ダイエットで16kgの減量に成功したため、今では自分の外見に少しだけ自信が持てるようになりました。しかし情報発信で既に成功されている女性は華やかな方が多い印象だったので、痩せたとはいえ華やかなタイプではない私が顔出しをするメリットはないと思っていました。
またプロフィール写真を公開しないで成功されている方もいるので、私もそれを見習えばいいかなと考えていました。
心の本音を理性が抑えつけるモヤモヤ感
しかし毎日のように情報発信をしていくなかで、心の中で強い違和感を感じるようになりました。顔出しをしなくていいやと思っていたのに、心の中で「あれ、私は読者の方々に誠実になれていないんじゃないの?」と感じるようになりました。
私がこのブログを立ち上げた目的は、本音を発信して私の価値観に共感してくれる仲間を増やすこと。パートナーシップの大切さを発信して、幸せで自由な女性を増やすことです。
人は相手の第一印象の9割を外見で決めると言われています。私が顔写真を公開しないことは、私がどんな人間か分かりにくい環境を作っているのではないか。仲間になる人達との信頼関係を構築するために、顔写真を公開する覚悟が問われているのではないかと感じました。
もちろん、この感覚は人それぞれなので正解不正解はありません。顔出しをしていなくても楽しそうに情報発信して、多くの仲間がいる方もいらっしゃいます。ただ私の場合は、顔写真を公開しないことが「逃げ」になっているような感覚があったのです。
心の本音は「顔写真を公開する!」に定まっているものの、29年6ヶ月分の理性が「いやいや、顔出しするメリットなんてないんじゃないの?」と抑えつけているような状況が何日か続きました。
自分の頭の中で本音と理性が葛藤し合い、何ともいえないモヤモヤした感情がありました。
今までの自分と決別、顔出しをした後の心境
そんな本音と理性が葛藤する自分に飽きてきた頃、関東一帯は大雪になりました。私は息子の育児を夫にお願いして、近所のカフェで珈琲を飲みながら真っ白な雪をぼーっと眺めていました。
その時、ふと私が情報発信の師匠としている方の「理想のライフスタイルに辿り着くためには、深い霧の中を、不安を感じながらも不安な方向に進むことが必要になる時期が、どうしても必要になる。」という言葉を思い出しました。
これはまさに、プロフィール写真を公開したいけど不安を感じている自分のことなのではないかと感じました。私は直ぐに師匠に「これが深い霧の中を進む感覚でしょうか?」と相談させて頂きました。そして師匠から、この言葉をいただきました。
「不安なほうが正解ですよ」
この言葉で私の心は定まり、メッセージを読んでから直ぐにプロフィール写真を公開しました。心の本音に従ってスマホを操作しましたが、頭の中は不安で一杯でした。
でも顔写真を公開した後、なんだか頭の中がスッキリしている自分がいました。そして身体が軽くてあたたかくなった感覚があったのです。
人生は不安な方が正解
顔写真を公開した今の私の心境は、不安もありますが達成感に満ちています。そしてこれからが本当のスタートで、「これから色々あるかもしれないけど、私は理想のライフスタイルを実現できる。」という根拠のない自信が持てています。
逃げるように会社を辞めてから約2年半、息子を授かり無事に出産できた幸運に恵まれましたが、エネルギー不足だった私は何度も自分の不安に負けてしまいました。不安に負けたことで現状を変えることができず、何度も自分を責めてきました。
しかし今回は不安な方向に向かっていくだけのエネルギーがあったため、不安な方向に一歩前進することができました。既に顔出しで情報発信されている人からすれば遅いと思われるかもしれませんが、私にとっては大きな一歩です。
比べるのは他人ではなく、過去の自分です。これからも不安な方向に進んでいって、今まで見ることができなかった景色を楽しんでいこうと思います。