こんにちは、蒼井礼子です。
先週末は3連休でしたが、皆さまはどんな休日を過ごされましたか?我が家は、最近電車がマイブームの2歳の息子が朝から「でんしゃ!でんしゃ!」と言うので、最寄り駅に連れて行って本物の電車を見せてきました。
正直私は電車には全く興味がないのですが(汗)、子どもの小さな好奇心を大切にしたいと思っているので、連れて行きました。駅のホームへの入場券140円で息子の「好き」を満たすことができるのなら、多少の時間とエネルギーを割いてもいいと思ったのです。
子どもの時は興味の赴くままに行動することができても、本音に蓋をすることに慣れてしまうと、自分の「好き」を見つけることは難しいですよね。私も学生時代は受験勉強のことばなり頭にあったので、自分の好きについてほとんど考えなかったように思います。
好きなことを仕事にする時代なんて言われても、そもそも自分の好きが分からなくて困っている人も多いかもしれません。私自身も、特に朝から終電まで働いていた会社員時代は、自分が好きなことが全く分かりませんでした。
でも会社を辞めてから、少しずつ自分の「好き」が見えてきたように感じています。ここでは自分が好きな事を見つける方法について、実際に私が行動してきたことをご紹介します。
自分の好きなことを知る最初のステップ
自分の好きなことを知る最初のステップは、小さな「好き」を満たすことです。いきなり自分の人生をかけるくらい好きなことを探すのではなくて、日常生活の中で自分が「いいな、これしたいな。」と思うことを追求してみます。
例えば私はコーヒーを飲むのが大好きでして、自宅にはデロンギの全自動コーヒーマシンが置いてあります(妊娠中に主人が買ってくれました♪)。もちろん毎日デロンギのコーヒーを飲むのですが、時々外のカフェにも行きたくなるんですよね。
ここでお金の損得だけを考えたら、デロンギで淹れたコーヒーを飲んだ方がいいです。でも静かなカフェで、心地よい音楽を聴きながらコーヒーを飲みたいと思ったら、私はカフェに行くようにしています。
ここで「せっかくデロンギのコーヒーマシンを買ってくれたのに、カフェに行ったら何か言われるかな?」といった考えが浮かんできても、ノー忖度です。あくまでも主人は私をご機嫌にするためにデロンギを買ったのであって、私は自分で自分をご機嫌にする責任があります。
昨日の記事にも書きましたが、人生を変えたいと思うのであれば、まず自分で自分を幸せにするという『自立マインド』を持つことが大切です。これは全ての人に通じる普遍のルールです。他人の顔色を伺う前に、まずは自分を幸せにすることを考えるのが先決です。

好きかどうかは、行動しないと分からない
自分の小さな「好き」を満たす行動を繰り返していくと、本当にそれは自分が好きなことなのかどうか分かってきます。逆に言うと、好きかどうかは行動しないと分かりません。
例えば先程の私のケースでは、実際にカフェに行ってコーヒーを飲んで「ああ、心地良いいなあ〜♪」と感じたから、好きだと分かります。お店のホームページを眺めながら「私はこのお店が好きなのかな?どうなのかな?」なんて考えても、行ってみないと分からないのです。
もう少し掘り下げてみると、カフェといっても色々なお店があるので、自分が好きなお店の傾向行ってみないとは分かりません。だからコーヒー1杯100円のファーストフード店にも行ってみたり、1,380円の5つ星ホテルのラウンジにも行ってみました。
興味があったら、まずは時間とお金を作って足を運んでみる。数をこなしてみたら、自分はどんなカフェが好きなのか大体分かってきますこんな風に、とりあえず思いついたことから行動に移してみて、本当に好きなのかどうか試してみるのがいいと思います。
▽那須塩原にある、私が大好きなカフェはこちら♪

仕事が好きな私が会社員を辞めた理由
これは自分の働き方を創るときも、同じことが言えると思います。私は仕事そのものは好きな性格ですが、新卒で入社した製薬関連企業を3年半で辞めています。
普通に考えたらクレイジーな選択かもしれません。入社一年目の年収は480万円と、同世代の平均の倍以上のお給料を頂いていました。でも私は会社で働いていても、自分の人生を生きている感覚が得られなかったのです。
やりがいのあるお仕事でしたが、朝から終電まで働きいても残業代はゼロ。周囲には働けない状態になるほど身体を壊してしまう人は珍しくなく、そんな人がいることに無関心な企業文化にも強い違和感を感じていました。
このまま会社で働き続けても、明るい未来を描くことができない。そう考えた時に、お金だけで仕事を選ぶことはリスクが高すぎると思ったのです。
もちろん生きていくためには、お金が必要です。ただ「自分にはこの会社しかない!」と、一つの会社にしがみつく生き方はリスクが高いと思います。私の場合は会社を辞めてフリーランスになりましたが、やり方は人それぞれです。
自分が心地よいと感じる働き方を見つけるためにも、まずは行動してみることが大切だと思います。
▽私が会社を辞めてからノマドワーカーになった物語はこちら

少しずつ「好き」を研究してみよう
私の息子のように小さな子どもであれば、自分だけの力では好きなものに触れることはできません。だからこそ子どもの好奇心は大切にして、「好き」を育んで欲しいと思っています。
でも大人であれば、近所のスタバで珈琲一杯飲むことくらいはできますよね?そんな小さなところからでいいのです。まずは自分の中の小さな「好き」を大切にしていく。それを繰り返していくことで、自分が好きだったものが少しずつ見えてくるのだと思います。
頭で考えずに、まずは感じるままに行動してみる。そんな子どものように楽しみながら生きて行くことが、新しい時代を自由に軽やかに生きていくのに繋がるのだと思います。
