こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。
結婚とは自分と相手がいて、初めて成り立ちます。相手が自分の条件を満たしているのと同じように、自分が相手の条件を満たしていることが大切です。
夫は私の『理想の男性』の条件を全て満たしていましたが、私は夫にとって『理想の女性』の条件を満たしていたのか、結婚当初は疑問に思っていました。夫がなぜ私を結婚相手に選んだのか、知りたかったのです。
そこで夫に聞いてみたところ、私が婚活中にしていたある行動がきっかけで結婚相手として意識するようになったそうです。ここでは夫が私を結婚相手に選んだ理由と、私が婚活中に行った『参考にならないメールテクニック』をご紹介します。
夫は『真面目な女性』を探していたそうです。
結婚後に夫が教えてくれたのですが、夫の結婚相手の条件のひとつは『真面目な女性』だったそうです。
自分で言うのもなんですが、私は本当に真面目な性格だと思います。学生時代は先生の言うことや校則を守ることに抵抗感はありませんでした。社会人になってからは残業代ゼロにも関わらず仕事の手を抜かなかったので、当時は「我ながら損な性格だな」と思っていました。
夫自身も真面目な性格なので、同じ価値観を持っている女性と結婚したかったのかもしれません。私もどちらかというと真面目な性格の男性がよかったので、それはお互いの価値観が一致したのだと思います。
夫が私を結婚相手に選んだ、参考にならないメールテクニック。
では夫がどうやって私を『真面目な女性』と感じたのでしょうか。それは夫と私が婚活中にやりとりしていた、メールがきっかけだったそうです。
私は仕事・プライベート問わず、「基本的に15分以内に返信できるメールには、直ぐに返信する」ことをモットーとしています。理由は直ぐに返信しないと忘れてしまうこと、メールを送ってくれた相手の時間を無駄にしたくないという思いがあるからです。(あくまでも私自身の行動理念であって、相手に同じことを求めてはいません。)
婚活中には『モテる女になるためのメールテクニック』といった恋愛テクニックを色々学びました。しかし大半のものが「数日寝かして、相手をじらそう!」とか「相手に合わせて、同じペースで返信しよう!」と、私の行動理念に反する内容でした。たしかにそれらのテクニックは効果的かもしれませんが、私がそれをするのは納得できませんでした。
あくまでも私が楽しめる形で婚活することが大切だと思っていたので、自分の心に従って「15分以内に返信できるメールには即返信」を貫きました。相手から来たメールには直ぐに返信する。返信できない場合は「ちょっと今から外出するので、また夜に返信します!」という感じのメッセージを送りました。
ちなみに自分から夫にメールすることは、ほとんどありませんでした。当時の夫は仕事が忙しくて残業時間が多いと聞いていたので、相手が落ち着いた時にメールのやりとりをしたいと思っていたからです。また私自身も現在の夫以外に複数の男性とお見合いをし、かつ同時並行で転職活動もしていて忙しかったのも理由です(笑)。
主に自分のために行っていたメールテクニックでしたが、これが夫の心を射抜いたそうです。初デート以降、夫から猛烈なアプローチを受け、交際1ヶ月でプロポーズという超スピード婚をすることになりました。
今でも「あんなに真面目に即返信してくる女性は、のんちゃん(私の呼び名)しかいないよ。」と言われます。巷にあふれる恋愛テクニックを鵜呑みにするのではなく、自分が楽しいと思える形で相手とコミュニケーションをしたのがよかったのかもしれません。
このメールテクニックはあくまでも私の行動理念に沿って行ったものです。他の方が婚活で同じ行動をしても、成婚に繋がることは保証できませんのでご注意ください。
小手先のテクニックではなく、自分のあり方が大切。
私は巷にあふれる婚活メールテクニックに逆らい、自分の行動理念に従って相手とメールのやりとりをしました。その結果、理想の男性と出会い短期間で結婚することができました。
たまたま夫の心を射抜くことができたので、運がよかった面もあります。しかし私が「相手に好かれたいから」という思いで、自分の行動理念に反したメールのやりとりをしても、楽しい婚活にはならなかったでしょう。自分と相手を思いやって行動したからこそ、夫は私を見初めてくれたのだと思います。
自分を大切にできる人は、相手からも大切にしてもらえます。婚活で理想のパートナーに出会うために、小手先のテクニックではなく自分のあり方のほうが大切なのではないでしょうか。