こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(@Reiko_Wife)です。
「自分で自分を幸せにする」って、簡単なようで難しいと思っている人が多いかもしれません。私も幼少時代から人の顔色を伺うのがクセになっていたので、大人になってから「私の幸せって何?」と悩むことがありました。
しかし自分を幸せにできるのは自分だけ。自分の幸せが分からない状況から、一歩前に進むことが大切です。そのためにおすすめなのが『自分の取り扱い説明書』を作ることです。
これは自分が大切にしたいこと、自分が好きなことを文字にまとめたものです。これを作るたけで、他人の価値観の影響を受けにくくなり、幸せな選択をする迷いがなくなっていきます。
ここでは『自分の取り扱い説明書』を作る大切さと、他人のやり方を真似ても幸せになれない理由を、私の実体験とあわせてご紹介します。
自分の取り扱い説明書を作ると、幸せな選択をする迷いがなくなる
人生は選択の連続ですが、自分にとって最適な選択肢はどれか悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。私自身も振り返れば、大学受験、就職活動、研究活動、婚活、転職など数多くのことを、迷いながら選択してきました。
最近気付いたことに、『自分の取り扱い説明書』を作ると、幸せな選択をするための迷いがなくなるということがあります。自分の取り扱い説明書は何かというと、自分自身の価値観の傾向をまとめたものになります。
例えば好きなもの・嫌いなもの、得意なこと・不得意なこと。自分が大切にしている価値観は何なのか、言語化してまとめていきます。こうすると何か選択するときに迷いがなくなり、自分自身の時間やエネルギーを効率よく使えるようになります。
例えば私の場合、「家族を大切にする」ことが価値観のひとつです。家族が過ごしやすい空間を作りたいと思っているので、毎日掃除をしています。特に床の水拭きは少し体力が必要ですが、終わった後はなんとも言えない幸福感を感じます。

自分が心から幸せだと感じられることは何なのか記録すると、必ずある傾向があることが分かります。それが『自分の取り扱い説明書』になり、自分を幸せにする選択をしやすくなります。
他人のやり方を真似ても幸せになれない理由
世の中には、様々なノウハウややり方に関する情報が溢れています。しかし他人のやり方を真似ても、幸せを感じられない人は多いのではないでしょうか。
私自身も、ビジネス本を読んでは挫折するといったことを繰り返してきました。例えば仕事を生きがいにしている方の本に「仕事を死ぬ気でやってみることが大事」と書いてあってので、新卒で入社した会社では朝から終電まで働きました。
その時の私は文字通り「死ぬ気」で働いていましたが、全く幸せではありませんでした。仕事の成果はある程度出すことができましたが、私は会社の人に認められることや、利益を出すことに価値を感じられなかったからです。
仕事だけではなく、恋愛でも似たようなことがありました。相手とメール交換するテクニックとして「すぐに返信しないで、相手をじらす」と、ある本に書いてありました。しかし基本的にメールは即返信したい私にとって、すぐに返信しないのは苦行でしかなかったです。

他人のやり方を真似ても幸せになれないのは、自分ではなく他人の価値観に沿って生きているからです。当時の私が幸せを感じられなかったのは、他人の価値観に沿って選択をしていたからでした。だから『自分取り扱い説明書』を作って、自分だけの価値観を知る必要があるのです。
私がホワイト企業の求人に募集するのを辞めた理由
つい昨晩の出来事ですが、夫が働いている会社で求人が出ていました。私の経歴でも募集できそうな職種だったので、求人を知ったときは正直かなり迷いました。
なぜなら妻の私から見て、夫の会社はかなりのホワイト企業だからです。夫の会社は残業時間には上限があり、21時以降の残業は原則禁止。有給休暇の消化が義務化されていて、日数が残らないよう管理されているそうです。育児休暇を取得している男性社員も多いとか。
そんなホワイト企業に就職できたら、労働環境のよいところで、安定したお給料を頂けるようになります。これほど安心なことはないでしょう。しかし私は『自分の取り扱い説明書』を見てみて、求人に募集するのを辞めました。
なぜなら、私は「一緒に働く人を選びたい」という価値観があるからです。企業で働くことに善悪はありませんが、少なくとも一緒に働く人を選ぶことはできません。どんなに条件が良い会社でも、一緒に働く人との相性が悪ければ幸せになれないと考えているからです。
「ホワイト企業に就職する」という選択肢は、お金や会社を見ているだけで、人を見ていません。私は結婚した時に一度転職しましたが、同じような理由で会社を選んで失敗しています。同じ失敗を繰り返さないためにも、ホワイト企業の求人に募集するのをやめました。
自分の価値観を知って、自分を幸せにしていこう
自分を幸せにするために大切なことは、自分の価値観を知ることです。そのためには自分自身の価値観をまとめた、『自分の取り扱い説明書』を作るのがおすすめです。
他人のやり方を真似ても幸せになれないのは、他人の価値観に沿って選択をしているからです。自分自身を幸せにするためには、自分の価値観を知って、自分を活かす取り扱い方をしていくことです。
自分の価値観がよく分からない人は、とにかく行動することがおすすめです。私自身も仕事や恋愛で他人の価値観に沿って行動して、失敗することで「このやり方は違う」と確認することができました。
行動して、その結果をもとに自分の価値観を文字化していく。それを繰り返していくことで、自分だけの取り扱い説明書を作ることができます。自分を幸せにしたい人は、まず自分の価値観を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。