こんにちは。愛とお金のご縁を結ぶお手伝いをする、縁結びナビゲーターの蒼井礼子です。
物や情報が豊かになった現代において、「恋愛や結婚にメリットはない。」「お金とエネルギーの無駄遣い。」と思っている人は、決して少なくありません。ある企業が行った調査によると、20代の約4割が一度も恋愛した経験がないと言われています。
これは私の周りの人間関係でも感じていることです。パートナーを求めて行動している人も一定数いますが、恋愛や結婚にメリットを見出すことができず、仕事や趣味に没頭する人は珍しくありません。
誤解を招かないように最初に書いておきたいのですが、私は、全ての人が結婚すべきだとは思っていません。そして結婚していない人が、人間として未熟だとも思っていません。パートナーを持つ・持たない選択をすることは、自分の人の意思で決めることであり、他人がとやかく言うことではありません。
しかし、あえて主張させていただきたいのです。
人生のパートナーを持つということは、お金や損得だけでは測ることができない、大きなメリットがあります。
そして科学的調査からも、結婚することで様々なメリットが得られることが分かっています。ここでは結婚することによるメリットを、科学的調査の結果と交えてご紹介したいと思います。
科学的に分かっている、結婚による3つのメリット。
繰り返しになりますが、私は全ての人が結婚をすべきだとは思っていません。ただ「パートナーが欲しいけど、自分には自信がない」「どうやったら理想のパートナーと出会えるか知りたい」という人は、全力で応援したいと思っています。
パートナーを持つことにメリットがあるのか疑問に思っている人に伝えたいことは、結婚にはメリットが沢山あるということです。これは私の実体験でも感じていますし、科学的調査から客観的にも明らかになっています。
私の実体験だけ話してもポジショントークになってしまうので、ここでは科学的調査から明らかになっている3つのメリットをご紹介したいと思います。正直この3つだけでも、結婚には計り知れないメリットがあると分かっていただけると思います。
1. 寿命が伸びやすくなる
厚生労働省が平成12年に行った調査によると、既婚者よりも未婚者の方が「心疾患」や「脳血管疾患」で無くなる可能性が高い傾向になることが分かっています。また自殺者の割合も既婚者より未婚者の方が高いというデータもあります。その他に国立社会保障・人口問題研究所が行った調査によると、40歳時点で既婚者と未婚者と比較したところ、未婚者のほうが平均寿命が8年以上短かったことが明らかになっています。これらは日本だけではなく、アメリカやイギリスでも同じような結果が出ています。
2. 健康状態が良好になりやすくなる
「病は氣から」という言葉があるように、私たちの感情は健康状態に大きく影響します。幸せな夫婦関係を築いているカップルは感情が安定しており、幸福感を感じていることから、健康にプラスの影響を与えることができます。実際に「笑い」がストレスを解消して、免疫力を向上させることは様々な研究から明らかになっています。会社などの外の世界で落ち込む出来事があって、辛い気持ちになったり悲しくなったりしても、家庭に帰ればリラックスして笑い合えるパートナーがいる。自分を癒やしたり励ましてくれる人がいることで、それまで暗くて重かった気持ちが、明るくて軽い気持ちに変えることができます
3. 所得が増えやすくなる
結婚が所得に与える影響のことを、経済学では「マリッジ・プレミアム」と呼びます。そして日本やアメリカの男性は、既婚者は未婚者よりも所得が上がることが分かっています。そしてお金持ちの人ほど、パートナーシップを大切にする傾向にあります。日本のお金持ちを対象に行なった調査によると、「お金持ちになるためには、自分を支えてくれるパートナーの存在が大切」と考えている人は、年収1000万円未満のグループで20%だったのに対して、年収3000万円以上では37%まで上昇しました。アメリカやイギリスでも同じような結果が出ていることから、夫婦関係が良いことは、仕事に良い影響を与えることが分かります。
結婚4年目の私の実感
私自身に置き換えて考えてみると、現時点で30歳なので寿命に関してはまだ分かりませんが、健康状態が良くなったことは断言できます。私の持病だった気管支喘息の症状がほぼ失くなりましたし、主人は毎月のように風邪をひいていたのが、多くて年に1回程度に激減しました。また所得に関して、私自身は会社を退職してしまったので減ってしまいましたが(マリッジプレミアムは、女性に関しては現状維持または微減とデータが出ています)、主人は結婚することで所得が増えました。我が家も概ね、データ通りになっているのかなと思っています。
ただし結婚によるギフトは、ある条件を満たした人しか受け取ることができません。次回の投稿では、結婚によるギフトを受け取るための条件についてお話していきたいと思います。
皆さまが心地よい素敵なご縁を結んでいき、
輝かしい人生が歩めるよう祈っています。