こんにちは、蒼井礼子です。
人生のパートナーを選ぶ時に、相手の性格を重視する人がほとんどだと思います。私も同様に、結婚相手を探している時は男性の人柄を最も重視していました。
私は自他ともに認める内向的な性格ですが、夫の性格はどちらかというと外向的です。内向的な性格の人で結婚相手にどんな性格の人を選んだらいいか悩む人がいるかもしれません。
私はなぜ外向的な性格の夫を選んだのか、理由を考えてみました。
目次
内向的な性格とは?
そもそも内向的な性格とは何でしょうか?シャイや引っ込み思案というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、それは間違いです。内向的な性格と外向的な性格の違いは、エネルギー源の違いにあります。
内向型の人のもっとも顕著な特徴は、そのエネルギー源である。内向型の人は、アイデア、感情、印象といった自身のなかの世界からエネルギーを得ている。
(中略)
外向型の人も最も目立った特徴はなんだろう?それは外の世界、つまり、さまざまな活動や人や場所や物からエネルギーを得ている点だ。
※内向型を強みにするより抜粋
私は典型的な内向型の人間で、自分を充電する為には静かな環境でひとりでいる時間が必要です。一方夫は外向的な人間で、自分を充電するために外に出てお友達と交流することでリフレッシュしています。
ちなみに世界の75%は外向的な人間だと言われており、内向的な人間は少数派です。アメリカや日本では外向的な性格が評価されやすい文化のため、内向的な人は「生きずらい」と感じてしまうことがあるかもしれません。
外向的な性格の夫を結婚相手に選んだ理由
それではなぜ内向的な性格の私が、外向的な性格の夫をパートナーに選んだのでしょうか。
1.自分が持っていない魅力にひかれたから
一つ目の理由は、自分が持っていない魅力にひかれたからです。これは多くの人に共感していただけることだと思いますが、基本的に人間は自分が持っていないものを持っている人に魅力を感じます。私も例外ではなく、自分にはない外向的な性格がとても魅力的に感じました。
2.同じものを大切にしたい気持ちを持っていたから
二つ目の理由は、同じものを大切にしたい気持ちを持っていたからです。私と夫は独身時代から「あたたかい家庭を築きたい」という共通の価値観を持っていました。基本的な性格が違っていても、目指したい家族像がとっても似ていたことも結婚相手にする決め手になったと思います。
3.私の理想の男性像を全て満たしていたから
三つ目の理由は、私の理想の男性像を全て満たしていたからです。私は結婚相手を探す際に、理想の男性像をかなり具体的にリストアップしていました。夫と結婚するか悩んでいた時に『理想の男性像リスト』を確認したら、条件を全て満たしていることが分かりました。私の知り合いの何名かが「結婚相手に出会えば何か感じるか分かる」と言っていましたが、残念なことに私は夫と出会った時になにも感じませんでした(笑)しかし自分の理想の男性像を全て満たしていることが分かったので、安心して結婚を決意することができました。
4. 内向的な性格の私が好きだと言ってくれたから
四つ目の理由は、夫が内向的な性格の私が好きだと言ってくれたことです。物静かで、話すよりも聞くことが好きで、社交的な催しに頻繁に参加したがらない私は、夫にとって理想の女性なのかどうか結婚前に聞いたことがありました。その答えは「俺は○○ちゃん(私の呼び名)みたいな女性と、結婚したいと思っていたんだよ。」でした。夫にとっても、自分にないものを持っている私が魅力的に感じたのかもしれません。なんにせよ夫にとっても私の性格が好きだと言ってくれたことから、結婚しても大丈夫だと思うようになりました。
5. 夫を通して世界を広げたかったから
五つ目の理由は、夫を通して世界を広げたかったからです。自分のエネルギーを溜めるために静かな環境でひとりで過ごす時間が必要な私ですが、世界を広げたいという気持ちはいつも持っていました。しかしどうやって持ったらいいのか分からない、ひとりで新しい世界に飛び込むのは疲れてしまう。でも外向的な夫っと一緒に生活したら、世界を広げることができるメリットがあると思い結婚しました。結果としては、夫と一緒に囲碁をしたり海外に行くことができているので自分の世界を広げられています。
自分と違うパートナーとの関係を楽しんでいきたい
人は生まれながらの性格を変えることは不可能です。内向的な性格の私は、外向型の夫の性格を完全に理解できることは一生ないでしょう。
でも私はそれでいいと思っています。「男は火星人女は金星人」という本があるように、男女脳の構造が違いお互いを理解しがたい生き物だと言われています。性格が内向的であろうと外向的であろうと、もともと分かり合えない生き物なのです。
大切なことは、まず自分の生まれながらの性格を受け入れること。そして一生分かり合えないパートナーとの関係を、穏やかで楽しいものになるものに構築することだと思います。