夫婦関係

日光の黒カレーから学んだ、あたたかい家庭を築く秘訣。 

こんにちは。愛と富のご縁を結ぶお手伝いをする
縁結びナビゲーターの蒼井礼子です。

週末の日曜日には家族3人で、
日光へ紅葉狩りのドライブに行ってきました。

「観光シーズンの日光は絶対混むよね〜。」
と前日に主人と話しまして、朝4時半に起きて
6時頃に自宅を出発することにしました。

おかげで渋滞に一切巻き込まれることなく、
神秘的な中禅寺湖の風景を
家族で独占することができました(^^)

「早起きは三文の徳」と言われますが、
三文(ごくわずかな)どころではなく
お金では買うことができない価値を
受け取ることができたな〜と思います。

中禅寺湖と華厳の滝の観光を楽しんだ後に、
お腹がすいたのでランチにすることに。

ここで私は、ひとつ学びを得ることができました。

 

食べることが大好きな妻と1,880円のランチ

我が家が旅行に行くときは、
食事をするレストランは私が探すことに
なっています。

私は食べることが大好きで、
美味しい料理が食べられるレストラン探しは
楽しみのひとつなんですね。

一方で主人は私ほど食に興味がないので、
私にレストランを探してもらった方が
妻をご機嫌にできるので
お互いにwin-winの関係を築いています。

今回の日光旅行のランチは、
私はある古民家カフェを選びました。

息子が生後3ヶ月くらいだった約2年前にも
行ったことがあるお店でして、
黒カレーがとっても美味しかったので
また食べたいと思ったんですね。

私はお店の名前と場所だけ調べておいて、
メニューは見ずに現地に行きました。

 

 

お店の前に到着しまして、
席が空くまで少し待つことにしたのですが
オシャレな看板に書いてあるメニューを見て
少しビックリしました。

私が食べたいと思っていた黒カレーのお値段が
1,880円(税抜き)だったのです。

この数字を見た瞬間に「た、高い…。」
と感じた私がいました。

もちろん私は黒カレーを食べたいのですが、
食事代を支払うのは主人です。

そして主人は私ほど食に執着がなく、
500円のうどんでも十分満足できる人です。

私自身もいつも高価な食事を摂りたいと思っておらず、
昨日は北海道産のサンマが一尾68円という安さで買えて
ニコニコしながら帰宅した人です。

でも私は本当にいい食事であれば、
多少お値段がよくても支払っていいという
価値観を持っています。

突き詰めると、自分のお財布ではなく
主人のお財布から黒カレー代を出して貰うことに
罪悪感を感じる自分がいたのです。

脳内主人とリアル主人

さすがに旅行に来ているとはいえ、
主人にひとり約2,000円のランチ代を出してもらうのは
申し訳ないと思った私がいました。

だから私の方から主人に

「ちょっといいお値段だから、他のお店に行こうか?(^_^;)」

と提案しました。

すると主人はさらっと

「え、のんちゃん(私の呼び名)ここの黒カレー食べたいんでしょ?せっかく来たんだから食べていこうよ。(^^)」

と神様のような返事をしてくれたのです!

私以上にお金にシビアな主人が、
嫌そうな顔を一切せずに私が食べたいものに
お金を出してくれることにビックリしました。

 

この時、私は気付いたんですね。

 

頭の中で勝手に「ケチケチ主人」 を作っていたと。

 

自分を満足させるためだけに、
パートナーのお金を減らしてはいけないという
価値観を持っている自分。

どうせランチが高すぎるとクレームを言ってくるから、
先に予防線を張ってお店を変えようと思った
私がいたことに気付きました 。

 

でも目の前にいるパートナーは、
そんな人ではありませんでした。

 

妻をご機嫌にするためにお金を投資できる、
循環を生み出してくれる男性だったのです。

 

私ができることは罪悪感を感じることではなく、
主人から受け取った愛情を循環させること。

1,880円の黒カレーや日光を心から楽しんで、
自分自身のエネルギーを上げて
家族に巡らせること。

実際に食べた黒カレーは本当に美味しくて、
ちょっと涙が出るくらい感動しました。

野菜やお米の生産者、
数日も仕込みをしたお店の方々が
そして何より主人からの愛情を感じられて
心と身体が温かくなりました。

 

更に黒カレーを食べた後は、

 

「俺のことは気にしないでいいから、
のんちゃんの行きたいところに行こうよ(^^)」

 

と言ってくれました。

主人のその言葉に甘えて、
日光二荒山神社を参拝して温泉を楽しんでから
帰路につきました。

(主人は神社に全く興味がない人なので
「嫌がるかな〜」と思いましたが、
ここも快く連れて行ってくれました。)

失うものではなく、得るものに意識を向ける。

今回の出来事で私は「主人のお金」という、
失うものにばかり意識していました。

でも実際に得られたものは、
ランチのお値段以上の価値がありました。

食べてしまえば形には残りませんが、
私自身のエネルギーを上げてくれましたし
何より素敵な思い出になりました。

 

そして主人から得た愛情を、
家庭に巡らせていけばいいのだと
学ぶことができました

 

我が家は今週で結婚5年目を迎えます。

お付き合いを始めたばかりのドキドキはありませんが、
私が独身時代から希望していた「あたたかい家庭」が
築けているなと感じています。

そんな家庭を築けていることに感謝しつつ、
これからも家庭で愛情の循環を生み出していこうと
思った日光旅行でした。

皆さまが心地よい素敵なご縁を結んでいき、
輝かしい人生を歩めますように。