夫婦関係

夫婦関係が良好でなければ、幸せに生きることはできないと感じた話。

こんにちは、蒼井礼子です。

私は2012年に大学院を修了し、新卒で製薬業界の東証一部証上場企業に入社して
約2年半働いた経験があります。

入社した当初は「絶対にこの会社でスピード出世する!」と意気込んでいましたが、
わずか半年後には出世欲がゼロになっていました。

なぜなら目標とする女性上司の中で、幸せそうな人は一人もいなかったからです。

ここでは会社員時代に接したある女性上司から学ばせて頂いた、
「幸せに生きること」についてご紹介したいと思います。

美人で仕事もできてエリート男性と結婚してるのに、幸せにそうに見えない女性上司。

会社に入社して約半年間の新人研修が終わった後に、
初めて配属になった部署の上司は女性の方でした。

年齢は30代半ばですが、会社ができて間もない時に入社された方だったので
すでに部長代理まで出世されているキャリアウーマンでした。

 

見た目はファッション雑誌に載っても不思議ではないくらいの超美人で、
身に付けているものもハイブランドの物が多かったです。

また仕事も凄くできる人だったのでクライアントからの信頼も厚く、
更にプライベートでは推定年収数千万の旦那様がいるという完璧すぎる女性でした。

この非の打ちどころがない女性上司に、私は最初は憧れの気持ちを持っていました。

しかし彼女の元で仕事をしていくうちに、幸せそうに生きていないことに気付きました。

 

気に入らない部下には、些細なミスでも会社中に響き渡るほど大声で怒鳴ったり。

本人も仕事の合間にボソッと「私って買っても買っても満たされないから、カードで買い物しまくっちゃうんだよね…。」と会社の人に話したり。

彼女のパソコンに「毎日死ぬ気で頑張る!」と赤い文字で書かれたポストイットが貼られていたり。

 

まるで満たされない心を埋めるために、仕事に没頭して生きているように感じました。

どうして美人で、仕事ができて、エリート男性と結婚している彼女が幸せそうに見えないのか
私には不思議で仕方がありませんでした。

しかしそれにはひとつの原因があることが分かりました。

幸せそうに見えない原因は、夫婦関係にあった。

そんな女性上司の元で仕事をする日々を過ごしていたある日、
部署で飲み会をすることになりました。

お酒の席になるとお互いのプライベートの話をする流れになり、
話題は女性上司の旦那様のことに。

要約すると、女性上司の夫婦関係は以下の状況であることが分かりました。

 

  • 女性上司と旦那様の夫婦関係は悪い。
  • 旦那様は管理職として働いている女性上司を認めておらず、門限を守らないと怒られる。
  • 女性上司は旦那様を認めさせるために、仕事に励んでいる。
  • 女性上司は自分の仕事に価値があることを旦那様に分かってもらうために、稼いだお金で高級車やブランド物を買っている(しかし買っても買っても満たされない)。
  • でも離婚はしない(理由は不明)。

 

私は女性上司の話を聞いて、彼女は旦那さんに認めてもらえない気持ちを満たすために
死ぬ気で仕事を頑張る生き方をしているのだと感じました。

それと同時に、夫婦関係が良好でない限り幸せに生きることはできないとも感じました。

 

夫婦関係に問題があることで、一番身近なパートナー同士でエネルギーを奪い取ろうとしてしまいます。

本来、安息の場であるはずの家庭が戦場と化していて、心が安らぐ時間がほどんどありません。

どんなに肩書や収入に恵まれていたとしても、夫婦関係が良好でない限り心から幸せだと言える生き方はできないと思いました。

夫婦関係が良好でなければ、幸せに生きることはできない。

私は夫婦関係は人間関係の土台であり、土台がしっかりしていない限り
仕事や友人関係が良好だとしても幸せに生きることはできないと思います。

なぜなら夫婦関係は最も身近な人間関係であり、
最も身近な人が「敵」では常に緊張状態を強いて生かければなりません。

逆を言えば最も身近なパートナーと最高の関係を築くことができれば、
それだけで人生はあたたかくて軽くて楽しいものになります。

 

私は女性上司から「幸せに生きるためには何が大切か」という気付きを得ることができました。

その結果、結婚相手を探すときにも肩書や収入に影響されることなく
心から理想の男性だと言える人と出会い、結婚することができました。

 

私たち夫婦は結婚してから3年以上たちますが、夫婦関係は良好です。

もちろん些細な喧嘩をすることはありますが、少なくともお互いのエネルギーを奪う状態ではなく
二人の理想のライフスタイルを実現するために夫婦で協力して生きています。

そして夫婦関係が良好だからこそ、自分のため、家族のために仕事を楽しむ生き方を追求できています。

 

貴重な気付きを得るきっかけをくれた彼女に感謝しつつ、
これからも夫婦関係を大切にしながら幸せな生き方を追求していきたいと思います。

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