子育て

育児と仕事はどっちが大事?優先順位を間違えていませんか?

こんにちは。人と人とのご縁を結ぶお手伝いをする、「縁結びプロデューサー」の蒼井礼子です。

 

沖縄旅行から帰宅して日常生活に戻ってきましたが、ちょっとトラブルが起きてしまいました。月曜日から保育園に行っていた息子が咳風邪をひいてしまい、翌日はお休みすることになったのです。久しぶりに丸一日ワンオペ育児をしていました。

幸いなことに一日でほぼ健康状態に戻ったようで、今朝は保育園のクラスの女の子の名前を言いながら元気に登園していきました笑。

昨日は私も一日お仕事を休んで、息子とのんびり過ごしながら家の大掃除を進めていました。でも強制的に仕事ができない状態になると、不安に思う人ワーキングマザーは多いのではないでしょうか?

 

あの仕事をしようと思っていたのに…

大事な会議があったのに…

どうして私だけ仕事ができないの…

 

私は自営業として働いているので、会社員の方とは違い、自分が可動しない限りお金を生み出すことはできません。そのため会社を辞めて自営業になったばかりのときは、家事や育児よりも仕事のことばかり頭にありました。

会社を逃げるように辞めてしまった罪悪感から、お金を稼ぐことができない自分に価値はないと思っていたのです。どんなに家事や育児をしても、その気持ちが消えることはありませんでした。

 

でも、家族と仕事。本当に優先順位が高いのはどちらでしょうか?

 

もちろん現代社会で自給自足生活をしている方は多くないので、お金を生み出すことは生きることに直結します。そのためお仕事を優先して、お金を稼がなければいけないという気持ちもよく分かります。

しかしお金を最優先にしてしまい、自分や家族を犠牲にする生き方に私は強い違和感を感じました。大切な家族を大切にするために生きる選択をしたはずが、心から大切にできていない自分に気付いたのです。

 

そこで私は、自分のエネルギーを注ぐ優先順位を真逆にしてみました。

 

今までは

 

◎仕事→家族→自分

 

という順番だったのを、

 

◎自分→家族→仕事

 

に変えました。

 

最初は自分がご機嫌になれるように行動しました。近所のカフェに行ってゆっくりする、小さな息子を主人に預けて散歩に出かける、学びたいことを学びに行く、会いたい人に会いに行くといった感じです。

また私は半年前までは小さい子どもを置いて、一人で外出することなど考えることすらありませんでした。まるで呼吸をするように自然に、自分の本音に蓋をしていたのです。

しかし今年に入ってから本音を大切にしようと決めて、ひとりで夜行バスに乗って大阪へ0.5泊の旅に出かけ、息子を連れて香港に行き、一人でビジネス合宿に参加してきました。

 

もちろん最初は自分を最優先させることに違和感がありましたし、多少の罪悪感もありました。しかし自分を大切にすることを最優先に行動すると、自然と家族を同じように大切にしたいと思うように。さらに溢れた気持ちを仕事に当てるようになって、結果的に好循環を生み出すことができるようになりました。

 

実際に行動して分かったことは、

 

優先順位をシフトすることで人生を変えることができる

 

ということ。

 

本当に小さなことの積み重ねでしたが、自分の本音に蓋をしないで少しずつ可能性を広げていくことで、会社を辞めた罪悪感が消えていきました。自分に対して「お金を稼ぐことができない」というマイナスのラベルを貼るのではなく、「自分や家族に愛情を注ぐことができる」というプラスのラベルに張り替えたのです。

 

客観的に見れば家事と育児がメインである生活に変わりませんが、それに対する私の認識が大きく変化しました。今の私は家事と育児に専念するステージにいるだけで、タイミングがくれば仕事をすることができる。今は自分と家族に愛情を注いで、会社で働いている主人をサポートして、子どもが健康に育つことに重点を置こうと思えるようになったのです。

こうして自分自身が変化すると、不思議なことに会社を退職した時よりもお金の不安は失くなっていきました。もちろん完全にゼロという訳ではありませんが、いい意味で楽観視できるようになったのです。すると自分自身が外で働かなくても、お金に困らない状態を創り出すことができるようになるのです。

そうすると、今回のように子どもが体調を崩しても「じゃあ今日は保育園をお休みして、ママとお家で過ごそうか。」と自然に言える自分になりました。一日くらい仕事を休んでも、私の人生はノープロブレムだと、自信が持てるようになったのです。

 

私の場合は優先順位を変えてから約1年で、今の状態に変わることができました。1年を長いか短いか考えるのは人それぞれだと思いますが、長い人生の中での1年間であれば、私はそれだけの時間をかけてよかったと思っています。

 

ご縁を結んだ人を大切にできるライフスタイルを創るために。これからも自分自身を大切にして、溢れた愛情を家族に注いでいきたいと思います。

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