文章術

「凡人は模倣し、天才は盗む」から学ぶ、自分らしい文章を書く方法。

こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。

突然ですが、ピカソが残した「凡人は模倣し、天才は盗む」という名言をご存じですか?凡人は誰かの真似をするだけで終わるけど、天才は誰かのものを自分に取り入れ、自分らしい形にできるという意味です。

天才画家と呼ばれていたピカソですら、「盗む」ことを重要して創作活動を行ってきました。文章を書くのも同じで、最初は誰かから盗むのが大事だと思っています。

私は誰かから文章の書き方を習ったことはありませんが、尊敬する人達の文章を徹底的に盗もうと意識してきました。ここでは自分らしい文章を書くために、私が意識した「盗む」ことについてまとめてみました。

自分らしい文章を書く方法は、理想の人から盗むこと。

ブログを始めたばかりの人は「自分らしい文章の書き方が分からない」と悩んでいる人が多いかもしれません。私も未だに自分の文章スタイルが掴めているとは思っていませんし、他のブロガーさんの文章を読んで尊敬したり嫉妬したりしています。

そんな私ですが、自分らしい文章を書く方法は「理想の人から盗むこと」だと思います。誤解を招かないために書いておきますが、コピペすることではありません。コピペは完全な「模倣」であり、誰かのブログをコピペしても自分の信頼を失うだけです。

理想の人から盗むとは、その人の「書き方」を盗むことです。タイトルの書き方、冒頭文の書き方、文章全体の構成、記事の締めの文章などなど、理想の人の文章を研究すれば盗める部分は沢山あることが分かります。

もし研究するのが面倒であれば、理想の人が書いている文章を写経するのがおすすめです。文章を写経すると、その人がどんなことを考えながら文章を書いているのか段々分かってきます。写経をするだけで、その人の文章の書き方をインストールすることができるのです。

スティーブ・ジョブスは「盗む」天才だった。

誰かの文章を盗むことに罪悪感を感じるかもしれませんが、天才と呼ばれた人達はみんな「盗む」天才でした。アップル創業者であるスティーブ・ジョブスも、そのひとりでした。

彼は誰かのアイディアを盗んで、アップルの製品に取り入れる天才だったそうです。スマートフォンを最初に作ったのはアップルだと思っている人は多いかもしれませんが、実はそうではありませんでした。

スマートフォンを最初に作ったのはノキアという会社で、アップルはノキアのアイディアを真似た上で、独自のデザイン性を加えてiPhoneを作ったそうです。

もともと「真似る」と「学ぶ」は両方とも「まねぶ」という言葉が語源です。真似るは学ぶであり、自分らしさを掴むために必要不可欠なことだと思います。

10人から盗めば、それが自分らしい文章になる。

といっても、たった一人の人間から「真似る」だけでは、オリジナリティのある文章は書けないかもしれません。そんな時は、真似る対象を増やすのがおすすめです。

例えば尊敬するブロガー10人の文章から、それぞれいい部分を盗みます。それを自分のものにして文章を書けるようになれば、自分らしい文章になります。

絵画では模写という練習法があります。これはお手本を見ながら描いて、やり方を模倣することです。美大生が何人もの画家の作品を模写するように、ブログを始めたばかりの人も何人もの文章を写経するのです。

この人はどうしてこの言葉を選んだのか、どうしてこの言い回しをしているのか、写経をすることで、考え方をインストールすることができるのです。10人分の写経ができれば、その人の文章が模倣だとは誰も思わないはずです。

楽しみながら、理想の人の書き方を真似てみよう!

最初から自分らしい文章を書ける人はほとんどいません。私も自分の文章スタイルはまだ掴めていないと思っていますし、絶対量も足りていないと思っています。

自分らしい文章を掴む方法は、理想の人から盗むことです。誰かから盗むことは恥ずかしいことだと思う人がいるかもしれませんが、歴代の天才は皆、誰かのアイディアを盗んで世紀の大発明を生み出してきました。

文章を書くのも同じで、例えば尊敬するブロガーさん10人の書き方を盗むだけで、自分らしい文章を作り出すことができます。絵画で模写をするのと同じように、文章を書くのも最初は誰かのやり方を真似ることから始まるのです。

自分らしい文章の書き方を掴むためには、楽しみながら文章を書くことが大切です。ブログの書き方に悩んでいる人は、まず理想の人のやり方を真似てみてはいかがでしょうか。

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