婚活

「幸せ」はお金ではない。パートナーにするなら、稼ぐ人より時間のある人。

こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。

我が家の1歳7ヶ月になる息子は、毎日19時〜20時には寝てくれます。息子が就寝した後、賑やかだった家の中は一転、静寂に包まれます。

私と夫は息子が寝てくれた後、一緒にお茶やお酒を飲みながらその日にあったことをお互いに話します。仕事の状況、子供の保育園の様子、趣味のこと、これから行く旅行のことなど、最低でも1時間くらいは話しているのではないでしょうか。

夫と結婚して約3年の月日が流れていますが、毎日話していても飽きることはありません。むしろ夫の知らない一面を毎日知ることができて楽しいですし、温かい気持ちになることができます。

お金があっても幸せではなかった会社員時代。

今でこそ夫との時間を毎晩作ることができていますが、約2年前の私の生活は悲惨でした。

私は独身時代は製薬業界の会社員として働いており、結婚後は栃木から東京に新幹線通勤していました。結婚を機にワークライフバランスを重視する会社に転職しましたが、帰宅時間は早くても21時。家に帰った時にはすでに日付が変わっていることも珍しくなく、翌日も早朝には家を出ていたので夫婦の会話はほとんどありませんでした。

また仕事の都合で資格試験を受験することになったため、土日などの休日は勉強しかしていませんでした。むしろ資格試験の勉強を夫に手伝ってもらうという、何のために生きているのかわからない生活を送っていました。

 

そんな会社員生活に嫌気がさして、転職してから半年後に逃げるように退職しました。会社員でいる以上は仕事量をコントロールすることはできず、自分が望む生活を送ることはできないと思ったからです。

製薬業界で働いている間は、サラリーマンの平均以上のお給料を頂いていました。そのため「お金」だけを考えれば、サラリーマンのままでいた方がよかったのかもしれません。

しかし当時の私は同世代の平均以上のお金を稼げても、幸福感を感じることができませんでした。大好きな人と一緒にいる時間を確保するために転職したのに、それが叶わなかったからです。

身を置く環境を整えて、理想のライフスタイルを現実にする。

会社を辞めた後、しばらくは専業主婦として夫との時間を過ごしていました。そして数ヶ月後に息子を妊娠、無事に出産することができました。またフリーランスとして場所を選ばずにできる仕事を始めました。家族との生活を第一に考えた時に、会社勤めでは余計なエネルギーを消費してしまうと思ったからです。

 

そうして身を置く環境を整えていくことで、少しずつですが理想のライフスタイルを現実にすることができています。今の私は「大好きな人とあたたかい家庭を築きたい」という理想を叶えながら、仕事を楽しむことができています。会社員として働いていた時よりもお金の面では苦労した時期もありましたが、ストレスはほとんどありません。

なぜなら仕事をする場所、仕事を一緒にする人、仕事をする時間、仕事のやり方。全て自分でコントロールすることができるからです。パートナーとの時間を大切にしたいなら、その時間は仕事をしない。逆に仕事を頑張りたいなら、パートナーにそれを伝えて仕事に専念させてもらう。自分の生き方を全て自分で選ぶことができるのです。

パートナーにするなら「稼ぐ男性」ではなく「労働時間の短い男性」を。

以前、女性が男性パートナーを選ぶ時に「絶対に譲ってはいけないひとつの条件」について紹介しました。

女性が男性パートナーを選ぶ時に、絶対に譲ってはいけない1つの条件。こんにちは、蒼井礼子(あおい れいこ)です。 恋人や結婚相手といったパートナーを選ぶときに、あなたは相手にどんな条件を求めるでしょ...

この前提条件を満たした上で、どんな男性をパートナーにしたらいいか。私は「稼ぐ男性」よりも「労働時間の短い男性」だと思っています。

 

私が理想のライフスタイルを現実化できているのは、夫の労働時間が短いおかげでもあります。夫は週に最低2日は定時退社をし、それ以外の日も遅くても20時には帰宅してくれます。息子を保育園に毎朝送迎してくれますし、定時退社した日はお迎えにも行ってくれます。

そして息子を寝かしつけた後、夫婦で会話をする時間を作ることができます。パートナーの労働時間が短いことで、協力して育児をすることができ、夫婦がコミュニケーションをする時間を確保することができるのです。

夫婦で協力して家庭をまわすことで、家事・育児だけにエネルギーを消費することがなくなります。エネルギーに余裕が生まれることで身を置く環境を整えることができ、会社員だった時には感じることのなかった「幸福感」を味わうことができています。

 

人生は有限です。パートナーと一緒に過ごす時間も、永遠ではありません。私はこれからも与えられた限られた時間を、幸せで自由なライフスタイルを現実化するために使いたいと思います。