婚活

過去のトラウマで恋愛できなかった私が、男性不信を克服できた理由。

こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(@Reiko_Wife)です。

今回は私の過去のトラウマの話をしようと思います。ちょっと暗い話になりますので、それでも大丈夫な人だけ読み進めて頂ければと思います。

私は今でこそ夫とあたたかい家庭を築けていますが、あることが原因で恋愛できない時期がありました。過去の出来事がトラウマになってしまい、男性不信に陥っていたのです。

ある日「このままではいけない」と感じ、過去のトラウマと向き合うことで、いつの間にか男性不信を克服していました。過去のトラウマを克服できたからこそ、現在の夫と出会うことができたのだと思います。

ここでは過去のトラウマで恋愛できなかった私の話と、過去のトラウマを克服できた理由についてまとめてみました。

過去のトラウマで恋愛できなかった私


今でこそ夫と家庭を築いている私ですが、過去のトラウマが原因で恋愛できなかった時期がありました。トラウマの内容は失恋経験といった甘酸っぱいものではなく、親戚同士のトラブルでした。

具体的な内容を書くのは差し控えますが、簡単に言えば父の兄(私から見て叔父)から、一方的に嫉妬されている時期がありました。

 

私が大学に入学するのを機に、家族で新潟から東京の実家に戻ってきました。祖母と一緒に母屋で同居し始めてから、隣の家に住んでいた叔父の態度が一変しました。長幼の序を重んじる叔父にとって、次男家族が母屋に住むことを許せなかったのです。

ちなみに叔父夫婦が母屋に住めなかったのは、祖母と良好な人間関係が築けていなかったからです。一方両親と祖母はよい関係を築いていたので、東京に戻ってくる時は「母屋で一緒に住もう」と祖母から言われていました。それも叔父にとっては気に入らなかったのかもしれません。

叔父の嫉妬は日に日に増していきました。母と子ども達(姉・私・妹)は父に何とかして欲しいと頼みますが、この時父は単身赴任中だったため、事の深刻さが理解できていませんでした。また父にとっては7歳年上の兄に反発したことは一度もなく、意見を言うことすらできませんでした。

最終的には叔父が母に危害を加えようとしたため、祖母を残して逃げるように引っ越ししました。当時の私が感じたことは「男性は自分をプライドを守るのが第一で、家族を守ってくれない」、「男性に依存するのは危険で、自分の力で稼げるようにならなきゃいけない」でした。

 

この経験を機に、私の男性の見方がガラッと変わりました。男性は自分のことしか考えない生き物で、女性を守ってくれる存在ではない。そんな世界観を設定してしまったので、男性に出会っても基本的に信用することはなかったですし、奇跡的に恋愛できても自分が幸せになることはありませんでした。

私が男性不信を克服できた理由


過去のトラウマから恋愛できなくなった私が、どうして男性不信を克服することができたのか。振り返ってみれば、以下の3つの理由があると考えています。

1. このままではいけないことに気付く

男性不信のまま社会人になった私は、「私は恋愛しても上手くいかないから、会社で出世して稼げるようになろう」と思っていました。しかし実際に入社して分かったことは、地位やお金があっても家庭が破綻していたら幸せになれないということでした。

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逆にお金はあまりないけど、パートナとの関係が良好な人は幸せそうに見えました。私自身が今後の生き方を考えたとき、男性不信のまま仕事にのめり込んでも幸せになれないことに気付きました。

ちょうど繁忙期が終わって気持ちに余裕が出てきたタイミングもあり、「このままではいけない」と思った私は、理想のパートナーを探すために行動することを決めました。

2. 過去のトラウマを浄化する

理想のパートナーを探そうと思っても、過去のトラウマと向き合わない限り上手くいくことはありません。そのため、まずは過去のトラウマと向き合って感情を吐き出してみました。

やり方としてはシンプルで、紙とペンを書いて以下のようなことを書いていました。

 

  • こんな人と結婚したい
  • こんな人と結婚したくない
  • そう思っている理由
  • 辛かった過去と感情

 

自分の心の中にある理想の相手像は、理由があって設定しています。私の場合はそう思った背景に過去のトラウマがあったので、辛かった過去と感情を吐き出してみました。

 

「優しい人と結婚する。叔父は支配欲の強い人で、毎日監視されて辛かったから。」

「自分の意見をしっかり言える人と結婚する。父は叔父が怖くて、何も言えることができなかったから。」

「親戚付き合いを重んじない人と結婚する。叔父は長幼の序を重んじる人で、窮屈だったから。」

 

といった感じで、沢山書いていきました。感情を吐き出すことで自分の心がスーッと楽になっていきました。当時は意識していませんでしたが、このワークを通して、過去のトラウマを浄化できたいたのだと思います。

3. 自分が設定した男性は、あくまで一部だと認識する

過去のトラウマと感情を吐き出すことで、その出来事をある程度客観的に見れるようになりました。つまり私が設定していた「男性は女性を守ってくれない」という男性は、あくまで一部なのだということに気付きました。

これをRPGゲームで考えるなら、たまたま身内がバーサーカーだっただけの話です。自分の感情をコントロールすることができず、身内を攻撃対象にする人間がたまたま親戚にいただけ。色々大変だったけど、「逃げる」を選んで生き延びたのだからOKと思うようになりました。

でも世界を見渡してみれば、勇者のように頼れる人もいれば、賢者のように賢い人もいます。私が設定していた男性像はあくまで一部であり、自分次第でパートナーを勇者にも賢者にもできることに気付きました。

あの時の出来事を客観視できるようになってから、叔父や父に対してほとんど感情を持つことはなくなりました。たまたま叔父はバーサーカーで、父は勇気のない賢者だった。それだけのことであって、2人に対してジャッジすることを辞めました。

それからは男性をある程度フラットな目で見れるようになり、婚活が上手く進むようになりました。結果的に私は理想の男性像に書いていたままの人と、結婚することができました。

【大前提】過去のトラウマと向き合うために、自分を幸せな状態にしておく


過去のトラウマと向き合うために、凄く大切なことをお話しておきたいと思います。それは過去のトラウマと向き合うためには、ある程度自分を幸せな状態にしておく必要があるということです。

自分を変える、人生のステージを上げるためには、過去のトラウマと向き合うことは必須だと思います。しかし当たり前のことですが、過去のトラウマと向き合うのは決して楽しいものではありません。

過去のトラウマと向き合うという作業は、自分の中で蓋をしていたものを開けて、毒を自力で浄化するようなものです。人によってはフラッシュバックが起きる可能性がありますし、辛かった過去を受け入れられないかもしれません。

辛い過去を思い出して、その時の感情を受け入れることができるか、自分を客観視して「あの時は辛かったね。」と自分に言ってあげることができるのか。少しでも不安がある時は無理をしないで、まず自分を幸せにすることに専念した方がいいと思います

目の前の世界は、自分が設定した通りになっている

最近学んだことのひとつに、「目の前の世界は、自分が設定した通りになっている」というのがあります。私はこの言葉を聞いた時に、そんな訳がないと思っていました。

しかし私自身の過去を振り返ってみて、その通りだったことに気付きました。過去のトラウマが原因で男性不信に陥った時、私が関わる男性は自分が設定した通りの人ばかりでした。

逆に過去のトラウマを浄化して自分の中を設定を変えてみたところ、いつの間にか男性不信を克服できていて、現在の夫と出会い結婚することができました。

過去のトラウマと向き合うのは、決して楽しいものではありません。しかしトラウマに蓋をしたままでは、自分を変えることはできません。

自分を変えたい、人生をもっとよくしたいと思うのであれば、まずは自分の内面と向き合うこと。ひとつずつ目の前の世界の設定を変えていって、自分で自分を幸せにしていくことが大切なのだと思います。

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