マインド

通勤時間ゼロ。ノマドワーカーになって、幸福度が格段に上がった話。

こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおいれいこ)です。

私は会社員時代、実家の船橋から会社のオフィスがある新橋まで電車通勤していました。通勤時間は約1時間半、混雑率178%の総武線快速に毎日乗っていました。この数字は「体が触れ合うが、新聞は読める程度」だそうですが、実際にはそんなことできなかったです汗。

私の父も同じように日本橋のオフィスまで通勤していたので、電車通勤をするのが当たり前だと思っていました。当時はキャリアウーマン志向が強かったですし、製薬業界の高いお給料を手放すことが考えられなかったのです。

しかし会社を辞めてノマドワーカーになって通勤時間ゼロになってから、お給料は減りましたが人生の幸福度は格段に上がりました。ここでは通勤時間と幸福度はどのような関係があるのか、会社員からノマドワーカーになった私の目線でまとめてみました。

通勤時間が短いほど、幸福度が高い


通勤時間が短いライフスタイルを送れる方が幸せだと、何となくイメージできる人は多いと思います。世界各国で行われている通勤時間に関する調査でも、通勤時間が短い方が幸福度が高いことが分かっています。

チューリッヒ大学のブルーノ・フレイ氏の調査によれば、通勤時間がゼロから22分になった場合の幸福度の低下を相殺するためには、通常、収入が3分の1増える必要があり、昇給を迫ってボスを悩ますよりも、職場の近くに引っ越せば、同じくらい幸福度を増やすことができると断言しています。

LEADING&COMPANYより抜粋

普通のサラリーマンが収入を3分の1増やすためには、最低でも10年はかかると思います。会社で出世するために10年我慢するよりも、多少家賃が高くなったとしても会社の近くに住んだ方が幸せになれるのです。

こういう話をすると、「通勤電車の中でも読書やスマホゲームをして、自分の時間を楽しめるじゃないか!」と言う人がいるかもしれません。しかしそれらは家でもできることであり、家でしたほうが格段にリラックスできて幸せです。

また通勤電車のトラブルは、自分でコントロールできないことばかりです。電車が遅れて会社に遅刻しそうになる、同じ車両に変な人が乗ってくる、インフルエンザなどの感染症にかかるリスクが上がることを受け入れなければいけません。

ノマドワーカーの私の通勤時間はゼロ、自転車通勤している夫は約10分です。夫は遅くても20時には会社をでるので、毎晩夫婦でお喋りする時間を持てて本当に幸せです。

通勤時間が長いほど、ストレスが大きい

将来結婚や育児をしながら働きたいと思っている女性は、通勤時間について真剣に考える必要があります。特に育児をしながら働くライフスタイルを選ぶ場合、通勤時間をどれだけ短くするかが幸福度に影響します。

当たり前のことですが、通勤時間が長いほど家族と過ごせる時間は減ります。仕事が好きで好きで仕方がない人は別として、家族との時間を大切にしながら働きたいのであれば、通勤時間が短い場所に住むよう努力するのが必須です。

私は結婚してから、栃木-東京間を新幹線通勤していました。会社から新幹線通勤の交通費が支給されたのはとても有難かったのですが、約1時間半の通勤時間は私にとって苦痛で仕方がなかったです。

理想の男性と結婚して「あたたかい家庭」を築けると思ったのに、会社を出てから1時間半もかけないと家に帰れない。独身時代の通勤時間も同じくらいでしたが、結婚後は通勤時間が長いことに強いストレスを感じるようになりました。

現在は1歳9ヶ月の男の子を育てながら仕事をしていますが、「年収1000万円出す」と言われても、栃木県から東京都まで通勤はしたくないです。こどもが保育園で何かあった時には直ぐにお迎えに行ける環境で働きたいですし、家族と過ごす時間を削ってまで通勤したいと思えないからです。

高年収の会社員から、通勤時間ゼロのノマドワーカーになった感想

製薬関連企業に新卒で入社したとき、私の初年度の年収は480万円でした。厚生労働省の集計によると大卒の平均年収は200~230万円なので、私はお金の面ではかなり恵まれた環境にいたと思います。

しかし、当時の私の人生の幸福度はとても低かったです。片道1時間半かけて満員電車に乗って通勤するだけでも、充分ストレスフルでした。

それに加えて、新入社員は半強制的に参加しなければならない飲み会、部下を人間だと思っていないのかと疑ってしまうような上司の振る舞い、社内政治による人間関係などなど…。疲れ切った身体で電車に乗っても休むことはできず、ただただ早く帰宅したいと思っていました。

会社を辞めて通勤時間ゼロのノマドワーカーになってから、収入は減りましたが幸福度は格段に上がりました。生活基盤である家族を大切にしながら、時間を無駄にすることなく仕事ができるライフスタイルを送れています。

子供を保育園へ送迎するのも、片道10分くらいなので全く苦ではありません。また子供が体調を崩して保育園から来たら、直ぐにお迎えに行くことができます。ノマドワーカーは家族との時間を確保した上で働けるので、会社を辞めて本当によかったと思っています。

通勤時間ゼロのノマドワーカーは、家族も仕事も大好きな女性におすすめ

通勤時間が短いほど人生の幸福度が高いことは、世界各国で行われている調査から明らかになっています。会社で出世してお給料を増やすよりも、引っ越して通勤時間を短くした方が幸せになれるのです。

会社員時代の私は、栃木県から東京都まで新幹線通勤していました。片道約1時間半かけての通勤は、家族との時間を大切にしたい私にとって苦痛でした。

会社を辞めてノマドワーカーになってから、年収は下がりましたが人生の幸福度は格段に上がりました。夫や子供との時間を大切にしながら、好きな仕事ができるライフスタイルを選んで本当によかったと思っています。

会社だけに依存しない、働き方が多様化する時代はすでに始まっています。通勤時間ゼロのノマドワーカーは会社員とは違う苦労もありますが、家族も仕事も大好きな女性におすすめです。

ノマドワーカーのメリット・デメリット。育児中のママが2年半経験した感想。こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。 私は2016年9月に会社を退職した後、「家族との時間を大切にしたい」と...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください