こんにちは、毎年の夏休みの宿題は、8月最後の1週間で片付けていました蒼井礼子です(笑)
ちなみに私の主人は夏休みの宿題を7月で全て終わらせていたそうです(苦笑)。こんなところまで夫婦で真逆なのですから、パートナーシップはお互いにバランスをとるためにあるのだなと感じている今日この頃です。
すでに9月になりましたが、先日オンラインコミュニティで紹介していただいた「やりがいから考える自分らしい働き方」という本をご紹介したいと思います。
著者は私と同じ1988年生まれ、現時点で7年以上会社を経営されている矢島里佳さん。
本を読む前は「きっと仕事大好きな、バリバリのキャリアウーマンタイプなんだろうなあ。」と思っていたら、いい意味で期待を裏切られました!
私は会社を逃げるように辞めてから最近まで、「仕事は我慢をしてお金をいただく行為」だと思っていました。一方でやりがいとお金のバランスを保ちながら、自分の心に嘘をつかずに働いている人が同世代にいらっしゃることに驚きました。
生き方や働き方に悩んでいる人にぜひ紹介したい、とても素敵な本だったのでシェアしたいと思います。
「やりがいから考える自分らしい働き方」の感想
矢島里佳さんが書く文章は水のように清らかで、心を潤すような優しさが感じられました。
著書の内容は”働く”と”生きる”について、彼女が考えることがまとめられています。巷ではきれいごとだと思われていることを、ごく自然に実践されていることに驚きです。
「自分自身に嘘をつかない」
「三方良しの精神」
「きれいごとを当たり前に」
「他人と比較しても意味がない」
「働くというのは、生きるの一部」
特に三方良しの精神は、シンプルながら日本人らしさに溢れていました。
「自分良し、相手良し、社会良し。」
これは近江商人が商売の心得として、大切にされてきたものだそうです。
過去を振り返ってみると、製薬関連企業の会社員時代の私は
自分悪し、相手良し、社会良し。
でした汗。
お給料は同世代の平均と比べると、かなり高かったのです。しかし毎日終電帰宅、土日も自宅で仕事をするライフスタイルを送っていたので、やりがいも幸福感もない完全に自己犠牲の精神で働いていました。
また会社を退職してから始めたアフィリエイトは
自分良し、相手悪し、社会悪し。
でした苦笑。
正直言って当時の私は、お金を稼ぐことしか考えていませんでした。会社員時代は完全に自分を犠牲にして、相手や社会のために働いていた反動だったのかもしれません。「まずは自分が稼げるようにならなきゃ意味がない。」と思い、相手や社会への影響は二の次にしてお金を稼ぐことだけに専念していました。
今年に入って私のエネルギーレベルが上がってからは、その違和感に耐えられなくなって
ほぼ自動で収益を上げていたサイトを手放しました。著書にも書いてある通り、三方良しの精神で仕事をしないと、私は気持ちよくなかったからです。
今でも当時の選択には後悔していません。
現在もまだまだ成長過程にありますが、三方良しについて想像力を働かせながら
自分らしい働き方を創造していきたいと思いました。
素直で綺麗な言葉に溢れた本です。いい意味で、女性起業家のイメージが崩れますよ(^^)
本当にやりたいことを見つけるためには
今回ご紹介した本にも書かれていますが、本当にやりたいことを見付けるためには
「やってみようと決める」ことです。
私自身も情報発信を始める前は、自分の考えを文章をすることはおろか顔出しすることすら考えられませんでした。
でもやってもいないことなのに、自分に合ってるかどうかなんて分からないですよね?本当にやりたいことを見付けるには、まずはやってみるしかないんです。
また「やりたいことを人に話すと道が拓ける」というのは、私もその通りだと思います。自分らしい働き方を現実にするために、やりたいことを文字にして発信すること。
もちろん口頭で周囲に伝えることも大切ですが、インターネット上で文章にすることで
より多くの人に届けることができます。
私自身も「文章についてお伝えしたいー!」と伝えたら、コミュニティでセミナーをすることができました。また9月には東京で、文章のセミナーを開催させて頂くことになりました。
やりたいことを話しても直ぐに現実にならないかもしれませんが、伝えない限り誰にも気付いてもらえません。インターネットで発信することは、周囲の目が気になってできない人も多いかもしれません。
でも自分のことを発信しない限り、やりたいことを現実にすることは難しいかもしれません。顔出しをしなくても、本名でなくても自分の本音を文章にすることはできます。
まずは自分の価値観や想いを伝えること。
それを継続することで、やりたいことが現実になるのだと思います。