こんにちは、幸せな自由妻の蒼井礼子(あおい れいこ)です。
私は2015年の夏に会社を辞めてから、好きな時に好きな場所で仕事をする「ノマドワーカー」として働いています。ノマドワーカーになったきっかけはポジティブなものではなく、結婚を機にワークライフバランスを重視する会社に転職したものの、当時の社内で最も忙しい部署に配属されたというネガティブなものでした。
当時の私は「会社員であり続ける限り、自分の理想のライフスタイルを実現できない」と思い、逃げるように会社を退職しました。そして企業文化に馴染めずに退職したことに罪悪感を感じ、自分に自信を失ってしまいました。
二度と会社で働かないと決めてノマドワーカーになった私でしたが、最初は「自信のない私」に見合った収入しか得ることができませんでした。しかし情報発信をしながらお金に関する学びをしていくうちに、今までの私は自分を安売りしていたことに気付きました。
自分の価値を再定義し、自分が提供できる価値に見合ったお仕事を探しているところ、今日新しいお仕事をいただくことができました。ここでは「自分を安売りしない」と決めてから、お金の入り口を増やすことができた出来事についてご紹介します。
自営業は会社員の3倍のお金を貰わないといけない
先週のオンライン合宿に参加した時、自営業の人は自分が提供するサービスの価格をいくら位にしていいのかという話題になりました。私は情報発信を始めてまだ間もなかったため、同じような境遇の方の価格を参考に「1時間の相談料で3,000円位でしょうか?」と話しました。
オンラインコミュニティの代表の方は、私の回答に対してこう答えました。
「その価格は会社員が受け取るのと同じ価格ですよ。自営業の人は、最低でもその3倍は受け取らないといけないですよ。」
私はその言葉を聞いて、かなり驚きました。情報発信を始めたばかりの私が、1時間で約1万円も受けとっていいと思っていなかったからです。しかしそう仰ったのは、きちんとした理由がありました。
「会社は社員が働いて稼いだお金から、会社の取り分を差し引いてお給料にしています。だから自営業の人がサラリーマン時代と同じくらいの労働をしたら、約3倍のお金をいただかなければいけないんです。」
私が設定した「1時間3,000円」という価格設定は、完全にサラリーマンの感覚で設定したものでした。今では会社に依存せず、完全にひとりで仕事をしている身です。お金周りは税理士法人にお願いしていますが、それはこちらから顧問料をお支払いして外注しているものです。私自身が「会社」だと考えれば、もっとお金を頂かなけばいけなかったことに気付きました。
会社を辞めてから自分を安売りしていた私
私は逃げるように会社を辞めてから、自分に自信を失くしてしまい、自分を安売りしていました。自分は企業文化に馴染めなかったので、ビジネスをするには向いていないと思っていたからです。
そのためノマドワーカーとして働き始めても、最初の2年間は全くお金に恵まれることはありませんでした。息子を妊娠していたため、思うように仕事ができなかった時期もありました。しかしそれ以上に、「自分はお金を貰う価値がない」と潜在意識で思っていたのです。
たまたま見つけたWebライターの仕事も、最初は時給換算したらアルバイトの方が稼げる位のお金しか得られませんでした。当時はそんな自分に焦りを感じていましたが、今振り返ってみればその理由が分かります。
当時の私は「お金が欲しい」と思いながらも、自分に自信がなかったためエネルギーが完全に足りませんでした。そのためどんな仕事をしても、質を維持することができませんでした。そんな自分を自己嫌悪して、自分をどんどん安売りしてしまう悪循環に陥っていたのです。
Webライターで新しい仕事を得ることができた理由
昔は完全に悪循環に陥っていた私ですが、今日ありがたいことに、Webライターとして新しいお仕事をいただきました。
ライターの仕事で数件営業をしてみたら、早速1件オファーをいただきました(^^)ジャンルはダイエット、文字単価は2.0円です。産後ダイエットをして半年で16kg痩せた実体験&大学院で生理学を学んだ知識を活かして、痩せたい人のお役に立てる記事作成をしていきます~♪
— 蒼井礼子@幸せな自由妻 (@Reiko_Wife) 2018年5月17日
今まで文字単価1.0円のお仕事しかしていなかった私にとって、文字単価2.0円以上のお仕事を頂けるとは思ってもいませんでした。合宿に参加する前の私は、「自分が提供できる価値は、文字単価1円くらい」だと思っていたからです。
しかし先週の合宿から帰ってきてから、私の中で意識が変わったような気がします。熱海・箱根の合宿に参加した私は、貸し切り別荘のラグジュアリー空間に身を置いてブログを書きました。その時に感じたことは、「この空間に相応しい仕事をする人間になる」ということです。

非日常空間にいる自分を日常のものにするためには、自分自身もその価値に見合った人間にならなければいけません。そのために私はどんな価値を提供できるのか考えている時に、今回の募集を目にしました。実際に16kgのダイエットに成功した経験と、大学院で生理学を学んだ知識を活かせば、価値のある記事を作成できると思ったのです。
私は募集を見てから、すぐに企業へメッセージを送りました。私がこれまで経験したこと、学んできたことを活かして、ダイエットに悩む女性に価値を提供したいことを伝えました。企業は私の熱意を感じたのか、メッセージを送ってから直ぐに返信をくださり、お仕事をいただくことが決まりました。
価値を提供し続けられる人間でいる
「お金に恵まれたい」という気持ちは誰しも抱いていると思いますが、そのためには自分がそのお金に見合った価値を提供する必要があります。
目の前で起きている現実は完璧であり、自分がいただけるお金は、自分が社会に提供できている価値の量だと考えています。つまり社会に大きな価値を提供することができれば、それだけお金を得ることができるのです。
会社を退職した私は自分に自信を失ってしまい、自分を安売りしながら仕事をしていました。またつい最近までサラリーマン感覚が抜けきっておらず、自分が受けとるお金の量を少なく見積もっていました。
熱海・箱根の合宿で身を置いた空間に相応しい人間になる。そう決めたことがきっかけで、今日新しいお仕事をいただくことができました。自分を安売りしないことが、夢を叶える第一歩になるのだと気付いた出来事でした。